2012年9月4日火曜日

9月のライブ

最近更新できてませんでした。
9月のライブのお知らせです。
段々とよくなってきてます。ぜひ来てくださいな。

goodbye blue monday:
9月11日(火) @渋谷O-nest
9月27日(木) @新宿Motion

吉田ヨウヘイgroup
9月19日(水) @三軒茶屋Heven's Door

とまぁ、こんな日々。


近々音源も完成するかと!

2012年7月5日木曜日

7月のライブ

4本あります。(2本終わりました。)
昨日まで、goodbye blue mondayで 7.3 渋谷7th floor、吉田ヨウヘイgroupで 7.4 三軒茶屋Heavne's Door を終えてきました。

今月はgoodbye blue mondayであと2本。
今年も半年経過。こっからバンド全体でマジで追い込んでいきます。
バンドにも新キーボディストが入ってまた良い風が吹いてきました。
ぜひ見に来てください。

「MARUYAMA SOUNDS 」
日時:2012年7月13日(金)
場所:渋谷O-nest
OPEN: 18:30 / START: 19:00
w/ tonikaku / 仲手川祐介 / sound of nothing
チケット:Adv. 2000円 / Door. 2500円 (1ドリンク別)
※ 3番目、20時20分からの出演

「Speech」
日時:2012年7月17日(火)
場所:新宿Motion
OPEN: 18:00 / START: 18:30
w/ ウソツキ / やまのいゆずる / POCALIS / ゆだち
チケット:Adv. 2000円 / Door. 2300円 (1ドリンク別)
※ 3番目、19時50分からの出演


2012年7月2日月曜日

突き抜けろ!


息抜きに相模湖へ行ってきた。運転すること往復187km。
ダムマニアってのを見てたら、ダム巡りをしたくなって。
でも見たい角度では見られなかったけれども。




2012年6月28日木曜日

読了: Whyから始めよ

読むべき本を投げ出して家に転がってた本に寄り道。「Whyから始めよ〜インスパイア型リーダーはここが違う〜」。年頭くらいからちょいちょい話題になってたから、ベースマガジン買うついでに4ヶ月くらい前に買ったのをつい手にとってしまったが、予想以上に学びが大きくて、むしろこっちを先に読んでよかった。

著者は人間や行動の原理を以下の3つに分けて説明する。
  • 「WHAT」
    • していること。企業なら自社の扱っているサービスや製品。個人レベルでいうなら、例えば会社や組織の仲で自分がどんな職務についているかなど。自分のしていることは大抵は明確に人に説明することができる。
  • 「HOW」
    • 自分がしていることの手法。「独自の工程」「ユニークな販売計画」など、WHAT の裏側を支える方法論的なもの。
  • 「WHY」
    • 今自分がしていることを、している理由。大義や理念のこと。
大半の組織や人々が行動するときには、 「WHAT」から考えると著者は指摘する。WHATは目に見えるものであり、明確だからだ。しかし、そのように自分のすること (WHAT) や、その手法 (HOW) に注目して行動するとき、自分のしていることや、手法に熱中するあまりに、そもそものWHY、つまり行動の理由や初心や大義や理念といったものをいつの間にか忘れ、後戻りできないところまで行ってしまうことが多いのが問題だという。

例えば、ネット上の人気記事の大半は、「どのようにやるか」(=HOW) についての記事である。僕もそういった記事を読み、やはり他人の「手法」「行動そのもの」に興味がいってしまい、また実践したりする。しかし、そういうことを繰り返すうちに僕は「大義」「ビジョン」みたいなものを考えるのを放棄してしまっていて、いつの間にかある意味で無駄な行動、一貫性の無い行動を取っている。

一方で、傑出したリーダーや企業は、明確な「WHY」を持つ。
そして「WHY」を具現化する「HOW」なり「WHAT」を選択して行動する。

著者はリーダーのあり方を以下のように説く。
人間の行動に影響を及ぼす方法は二つしかない。操作するか、鼓舞(インスパイア)するか、だ
目的や大義といった「WHY」を持つリーダーや企業にこそ、人は「鼓舞」され、また忠誠心を持つ。一方で、価格を下げることや、製品のスペックをあげる、などといった「操作」に対しても人は購買行動を取ることはあるが、忠誠心を持つことはない。

傑出したリーダーは、常にWHYを周囲に浸透させインスパイアし続ける。組織が大きくなっても、末端の人にまでその理念が行き届くようにする。そうすることで、組織はそのWhyにインスパイアされ、WHYに乗っとった正しい手法、行動を取り出す。その理念は製品を通じて顧客に伝わり、共感した顧客がその組織の熱烈なファンになっていくのだと。逆にそのWHYが、周囲に伝わらなければ、リーダーについていく人は何をして良いか分かないし、結果、顧客にも伝わらず、組織として力を発揮することはできない。

本書では随所でAppleを引き合いにして、リーダーがWHYを意識し、組織に浸透させる重要性を説く。一方で、WHYを持たないリーダーに率いられた企業の迷走も描く。

本書で紹介されるAppleの例は例えばこのようなものだ。
Appleの発するメッセージ (WHY) とは次のようなものである。
「現状に挑戦し、他者とは違う考え方をする」
Appleの製品に熱烈なファンがいるのも、このWHYに共感するからである。そしてその大義がAppleの企業活動、プロダクトに到る隅々まで行き届いているからこそ人々はそのメッセージをきちんと受け取ることができる。時代は変わり、Appleの挑戦する領域は変わっても、Appleの発するメッセージは変わらない。だから、Appleの製品は変わらず売れるのだ、というように。

とは言え、どのようにやるか (HOW) や、何をやるか (WHAT) ということが重要なことには変わらない。HOWやWHATの力があればこそ、WHYは人に伝わるのである。Appleも、ジョブスというWHYを持った人に、そのWHYに同調するHOWや、WHATを実現することのできる人々が集まったことは見逃せない。そのおかげでWHYを具現化した高品質なプロダクト、サービスを提供できているからこそ傑出した企業なのである。つまり、技術力や手法といった、HOWやWHATは引き続き価値がある。ただHOWやWHATが力を発揮するのも、WHYがあればこそであり、WHYがあればこそ、それに共感する共同者も集ってくる、ということが本書の重要なことだろう。

組織においては自分がWHY型の人間なのか、HOW型の人間なのかを判断することも大事だ。WHY型の人間はそのWHYを形にしてくれる、WHYに共感してくれる優秀なHOW型の人間を見つけることが必要である。また、HOW型の人ならば、共感できるWHYを持つ人間を見つけることが必要なのである。

この本を読んでいくと、「ビジョン」や「理念」というのは僕の想像以上に強烈に大事だ、ということが改めて意識される。勿論、本書で説くように、「WHY」を設定し、そこから「HOW」や「WHAT」をするする導く、なんてことは現実的に考えるととてつもなく難しいことである。そもそも「WHY」の設定って、簡単にできるものではない。

しかし、本書が終始、行動原理を「WHY」を中心に「HOW」「WHAT」の3パターンに分けてその各々の役割、重要性を例も交えながら説明してくれたおかげで、まずは今後の行動について、今自分が、「WHY」「HOW」「WHAT」のどれについて考えているのか、自分の行動はきちんとWHYを踏まえたものであるのかないのか、というものを意識しながら行動をすることができるようにはなる。実践的には、こうしてWHATと、WHYを行き来しながら、WHYを見つけていくことになるのだろう。

最後に、著者によるTEDの動画が以下にあります。
この本の内容をまとめたものとして大いに参考になります。


2012年6月19日火曜日

読了: プロデュース能力

今月は読書感想文が多めです。本人としては流れを意識しつつ読書しています。今月の目標は4冊ありまして、後1冊読む予定の本があります。今回の本は「プロデュース能力」。

以前から、漠然とではあるが、個人で頑張りつつも、自分の好きな人と一緒に何か個人の能力を越えたことを実現できたら楽しいだろうなぁ、ということを思う。実際にそういうことを実現している友人を目の当たりにしてみたりしたりしたときに、「あぁ、こういう感じ良いなぁ」と思ったり「どうやったらこういうことが自分にもできるんだろう」とか考えるうちに、多分自分には「プロデュース」みたいな観点の思考プロセスが欠落してるんだろうなぁ、と思うようになった。

また実際にプロデューサとして仕事をしている人と話をしていて「この視点は自分にないけど、多分これがプロデュース的な視点なんだろうな」、と感じたこともあり興味が湧いたこともある。こうした経緯で、「プロデュース」という仕事について知っている訳ではないが、漠然とそのような概念に興味を持ってきたため、まずは入門書的な本書を手に取ることにした。

さて、そもそも「プロデュース」とは何か?
本書では以下のように定義する。
ひとつのビジョンをもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創り出し、現状を変えること。それが、プロデュースである。
「プロデュース」には僕が想定していたような、「個人のビジョンを元に集団で何かをつくりだす」というときに必要な考え方であるだけでなく「自分自身の人生のビジョンを実現する」ときにも発揮することができる。特に現代のように、個々人の生き方が多様化し、生き方自体に正解がなくなってきた時代においては、「プロデューサ」という肩書きを持っていなくとも、自分の人生を自らプロデュースし、自分の望む方向に持っていく、という力が必要になってくる。

では、プロデューサの仕事とは何だろうか?
本書では「プロデューサの7つの行動」として、プロデューサの仕事を以下のように一般化している。
  1. ビジョンを設定する
  2. 戦略を提示する
  3. チームを創造する
  4. ネットワークする
  5. 環境を最適化する
  6. プロモーションする
  7. 成果を共有する
この「プロデューサの仕事」をから帰納的に、「プロデュース」をする際の頭の使い方を 「プロデュース思考」として、を大きく以下の3つに集約できる。
  1. ビジョン (自分の欲求・動機と実現したいビジョンは何か?)
  2. 戦略 (どんな方法によってプロデュースを実現するか?)
  3. 価値 (プロデュースはどんな価値を生み出すか?)
「プロデュース思考」の一番目はビジョンである。
ビジョンは「自分は何がやりたいのか」「なぜ、それをやりたいのか」といったことに対する答えであり、「プロデュース」はまず「ビジョン」から出発する。 本書ではビジョンの策定の仕方、ビジョンのプロデュースワーク全体に対する意義等、かなりのページを割いているが、プロデュースの肝はビジョンと言って過言ではない。

ビジョンは、普遍性を持ちながらも極めて個人的な強い思いを伴なって生まれた望みである。熱い思いを伴なうビジョンを語ることにより、それに共感する人が集まり出し、物事が動き出すのだという。だからこそビジョンは十分に考え抜かれなければならない。ビジョンを「ビジョンが実現したときの物語」「ビジョンが実現するまでの物語」「ビジョンが生まれた背景にある物語」の3つの角度それぞれについて、人にいつでも説明できるように準備しておくのが望ましいという。

そうして、とにかくもビジョンが漠然と決まってきたのなら、プロデュース開始前にできる限り「小さな行動」を沢山する。筆者のいう「小さな行動」とは以下のようなものだ。
  1. 生の情報を収拾する支援者
  2. 共感者をつくるより
  3. 良い未来仮説をつくる
  4. 自分のモチベーションを高める
この「小さな行動」を繰り返すことで、ビジョンが洗錬され、プロデュースの全体の構想をより具体的にイメージされてくるという。ここは本書で僕が一番参考になった箇所だ。振り返ってみれば、確かにプロデューサと呼ばれる人達ってこういう行動を普段からしている印象である。

さて、ビジョンが策定されたら、「プロデュース思考」の2番目。
ビジョンを実現するための戦略を考える。ビジョン実現へのマイルストーンを立てたり、チームを編成したりする訳だ。この辺の「問題解決」の方法論は、本屋さんに沢山置いてあるから、詳しくはそちらを読めば良い。

さらに「プロデュース思考」の3番目の「価値」について。
「このプロデュースの大義名分は何か?」「付加価値は何か?」 ということを考えることである。プロジェクトレベルでも、チームメンバー各人のレベルでも「価値」について普段から考えておくことで、自分も含めた参加者のモチベーションを保ち続けるときに役立つ。「一見、実現が難しそうに思えるプロジェクト」ほど、プロデュースの力の見せ所でもあると同時に、モチベーションを保ち続けるのが難しくなる。だからこそ、「価値」についても常に整理をしていくことが大事である、ということらしい。

本書は概念の説明と共に分かりやすいケーススタディも記載されており、あっという間に読了することができた。その分物足りなさも感じる部分も多いものの、詳細な各論は、引き続き他の本を当たれば良いと思うので、「プロデュース思考」入門書としては学ぶことも多くよかった。

2012年6月18日月曜日

読了: リーン・スタートアップ

今年春頃から各所で話題の本「リーン・スタートアップ」を読了した。
これスゴ本。

著者はシリコンバレーで成功したベンチャー企業でCTOを務めたのを始め、数々のベンチャー企業で事業戦略や製品戦略のアドバイスをしてきた人である。本書は、著者がトヨタのリーン生産方式を依り処にしながらイノベーションを生み出す方法論としてまとめあげた「リーン・スタートアップ」という考え方について書かれた本である。簡単に言えば、スタートアップが成功するための方法論のひとつである。

ここで言うスタートアップとは、
とてつもなく不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織
のことである。

こうした組織は、業界問わずしてあるだろうし、またベンチャー企業だけでなく大企業の中にでも、新規事業部として見つけることもできだろう。そういう意味では本書はモノ作りに関わる全ての人のため向けの本と言える。

こうしたスタートアップが「成功する」 =「持続可能なビジネスとしてプロジェクトが周る」にはどのようにしていくべきかについて書かれている。

著者は「何でも良いから、とにかくやってみよう」といった昨今のスタートアップ的な慣習に警鐘を鳴らす。「とにかくやってみよう」の精神で、1年以上も製品開発に時間をかけて、結局「流行りませんでした」では意味がないし、持続可能な活動にはならないじゃないか、というのである。


そこで、リーン・スタートアップは、「イノベーションを起こそうとするときには、そのイノベーションが依拠している「仮説」をとにかく検証していくことが大事である」、ということを主眼とする。


もう少し具体的に見てみよう。
リーン・スタートアップの提案する製品開発は以下のプロセスに集約される。

【構築】プロジェクトの成功に関わる「仮説」を洗い出す。その中でもプロジェクトの成功にとって影響度の大きいと思われる「仮説1つ」を元に、仮説を検証するに足るだけの、なるべく小さな「製品」を作る。
【計測】その製品をユーザに使ってもらうことで「仮説を検証」する。
【学習】上記の検証を元に学びを得る。

リーン・スタートアップでは、上記の「構築→計測→学習」の1サイクルを、なるべく早く多く回せ、と言う。「学習」の結果、必要ならば製品の方向性についてもう一度考え直し、場合によっては方向性を変える = pivot (ピボット) し、進めていけば良い、というのである。

特にお金も時間にも余裕がないスタートアップは、「イノベーション」の依拠する仮説が正解か不正解かをなるべく早く、1ヶ月〜3ヶ月くらいで検証すべきであり、その検証のために製品を作るべきだ。その製品のクオリティは、仮説の検証をするのに必要最低限のもので良い。仮説の検証は、「ユーザの話を聞く」=「製品を客に実際に使ってもらう」でする。その結果を元に合理的にプロジェクトを進めていくことが大事だ、ということなのである。

僕はこのリーン・スタートアップ的方法論を読んだときにかなり視界が晴れた。
ひとつは、昔僕が関わっていたプロジェクトが何故上手くいかなかったのか、ということについてかなり理解できたことがある。

僕は昔、とあるプロジェクトに関わっていたことがある。
  • そのプロジェクトは非常に素晴らしいグローバルなエンジニアリング集団で進められていた。
  • プロダクトを考えるチームは、頭の切れる優秀な人たちばかりであり、プランや理論は非常に素晴しそうに思えた。
  • エンジニアリングチームはそのプランを元に、非常に優れた開発プロセスを採用しつつ半年以上かけてプロダクトを作りリリースに漕ぎ着けた。
  • そのプロダクトは、リリースはされてもユーザは全くつかなかった。
この経験について、僕としては何故上手くいかなかったのか整理がつかず、3年くらい頭の片隅で悩んでいた。チームは優秀だったようにしか思えなかったからだ。

しかし、これもリーン・スタートアップ的に見ると、「製品の依拠する仮説を検証しようとせず製品開発を進めた」ことが原因だった、と言えるんだなぁ、と分かった。僕らは「半年以上かけて誰にも求められていない素晴しいものを作った」、ということであり、「間違った仮説を元に素晴しいチームで作った」ということなのである。

「仮説の提案者」が悪い、というのは違う。「仮説は検証されなければならない」、ということなのだ。リーン・スタートアップは、このような「時間をかけて誰も使わないものを作る」悲劇を避けるためにも、「早い段階での仮説の検証ループを回す」ことを強く推奨するのである。

リーン・スタートアップでは、仮説検証のために必要な機能以外は全て切り捨てて構わない、とも述べる。

最近、「プリミティブなものだけを作ってリリースするのが大事」みたいなことを良く聞くけれども、「じゃあそのプリミティブって何よ?」って思っていた自分にとっては、リーンスタートアップ的に述べるならば「仮説の検証に必要なものだけを作ってリリースする」ってことか、とハラオチした。検証の結果、使ってくれる人がいるならばプロジェクトを進めれば良いし、そうでないならばもう一度考え直す、ということなのだ。

この他、リーン・スタートアップでは、従来のプロジェクトが上手くいっているかいっていないか、といった判定基準についても警鐘を鳴らしている。
従来は「サイトのPV数」や「ダウンロード数」等でプロジェクトの成功、失敗を測っていたが、プロジェクトでは「継続率」をあげていかなければ持続可能な活動にはならない、として、こうした従来の判定基準は偽りの判定基準であるとし、従来とは異なる分析手法を導入すべきだ、と主張する。

技術が進歩し、何かを作る敷居がどんどん下がっていき、モノ作り手にとっては多くの競合がひしめく昨今、意味のあるものを作っていくために非常に本質的なことが述べられた本でした。

6月も終盤戦。
今月はあと2冊本を読了したい気概であります。

2012年6月11日月曜日

読了: キュレーションの時代

佐々木俊尚著の「キュレーションの時代」を読了した。

近年のIT化された社会の流れを総括するような非常に示唆の多い本だった。
この本が書かれたのが2010年、つまり2年前というのだからたまらない。

この本の中で、著者はまずIT化以降における、僕らとモノとの関係を次のように説明する。

IT化によって、僕らが手にする情報・モノ(=コンテンツ)が圧倒的に増えた。
さらにiTunes, Amazonが、その気になれば僕らがいつでも好きなときに欲しいものを手に入れられる環境を作ってしまった。ある意味、僕らは常にたくさんモノに囲まれている状態とも言えるのだ。

このように何でも手に入るようになり、逆説的に何を手にして良いかが分からなくなったのが現代であると著者は論じる。

僕らがコンテンツを手に取る理由とは何だろうか。
それは次の一言で説明される。
コンテンツはそれだけでは意味をなさない。
コンテクスト(=文脈)を伴なって初めて意味を成す。
古くはセレクトショップの店員やDJ。物知りの先輩や会社の上司。
こうした人たちは、コンテンツに辿りつくまでのストーリーを語り、僕らをコンテンツへ道案内してくれるような人(=キュレーター)である。キュレーターのおかげで、僕らはコンテンツを「発見」し、その価値を知り、コンテンツを手に入れようとしてきたのだ。

IT化以前は、そうした案内人の中でも絶対的な存在がマスメディアであった。
わざわざキュレータという概念を持ち出すまでもなく、マスメディアはキュレータとしてそこに存在し、そこで紹介されたものこそがほとんど全てであり、価値があるとされた(と僕は想像する)。

しかしIT化以降においては、マスメディアも視座のひとつに過ぎなくなった。
IT化によって誰もがメディアを持てるようになりマスメディアを凌駕するようなメディア力を持つ人々もあらわれ始めた。

マスメディアがカバーできる範囲よりはるかに多くのコンテンツが溢れていること。
多様な価値観が受容されるようになり、コンテンツの価値自体が文脈によって様々変化するようにもなってきたこと。

こうした状況下では様々な切り口でコンテンツを紹介するキュレーターが登場する。

前述のようにキュレーションという行為自体は昔から行われており、目新しい概念ではない。しかし、IT化以降においては、コンテンツのクリエイターと同じくらいキュレーターの重要性は高まり、必要とされてきている。広い視点でコンテンツを知り、更に独自の切り口でコンテンツとコンテンツを線で繋げ、ストーリーを紡ぎだすキュレーターが求められているのだ。

こうした時代だからこそ、良いキュレーターにもっと光が当たるWebサービスがあっていいと思う。
実際そういったサービスが2012年の現在、どんどん登場し始めているように思う。

2012年6月4日月曜日

6月、7月のライブ

6、7月のライブスケジュール出ました。
お気軽にお越しくださいませ!

元goodbye blue mondayの吉田くんとジャズ+フォークをやるデュオ、吉田ヨウヘイgroup(仮)を始めました。5月にライブを終え2回目のライブになります。こちらはアップライト・ベースを弾いています。

三軒茶屋Heven's Door企画
日時: 7月4日(水)
場所: 三軒茶屋Heven's Door
OPEN: 18:30 / START: 19:00
チケット: 1000円 (1ドリンク別)

goodbye blue mondayのライブ予定は次の3本です。
こちらではエレキベースを弾きます。

MARUYAMA SOUNDS
日時:2012年6月8日(金曜日)
場所:渋谷O-nest 
OPEN: 18:30 / START: 19:00
w/ blueback magic power band / draw / ao’ w
チケット:1000円 (1ドリンク別)
※ 出演は2番目、20:10から

MARUYAMA SOUNDS
日時:2012年7月13日(金曜日)
場所:渋谷O-nest 
OPEN: 18:30 / START: 19:00
チケット:1000円 (1ドリンク別)

新宿Motion企画
日時:2012年7月17日(火曜日)
場所:新宿Motion
OPEN: 18:00 / START: 18:30
チケット:1000円 (予定) (1ドリンク別)

ハーフマラソンを走った

約2ヶ月半ぶりに大会に参加してハーフマラソン (21km) を走ってきました。今回参加したのは、第50回六無月東京喜多(北)マラソン大会という大会です。

今年の3月中旬に、人生で初めてハーフマラソン大会に出場したのですが、準備不足が祟り、大会後は2週間歩くこともママならない体たらく。日々の準備がいかに大事かを身にしみて分かり、この2ヶ月は反省して定期的に走るようになりました。4月は40km弱、5月は60km走りました。本当は月間80km走れるようになるのが目標です。

今回は、前回の大会から25分短縮 (まぁ前回が遅すぎただけですが)。また、完走後も歩けなくなるような事態にはならず、一夜明けた今日も足先がちょっと痛んだり、軽い筋肉痛はあるものの、日々の生活には一切支障はありません。走る筋肉が徐々についてきていることが感じられ少しは自信にもなりました。

今回の大会を終えて、3つの反省がありました。

1つは普段の練習で走っている距離が、ハーフマラソン大会を完走するには短かいということ。

前回、今回の大会を終えて分かったのですが、走り続けられる距離は、日々の練習で走る距離 + 5km くらいが限界ということ。それを越えてくると、急激に体が重くなり、そのまま走っていると体中がSOSを発し出します。この状態で無理をして走り続けると、前回大会のように長期間、まともに動けなくなるほど、体はダメージを食らう。今回は体のSOSを察知してからは走るペースを思いっきり落して乗り切りました。しかし、記録は当然悪くなる。

今回の大会前は、1回の練習で平均して10kmくらいまでしか走っていなかったので、15km以降はからはかなりきつかった。逆に15kmくらいまではかなり楽に走れました。Run KeeperというiPhoneアプリ記録を取りながら走っていたのですが、10km〜14kmの区間が一番速いペースで走れていました。

これを踏まえると、ハーフマラソンに出るなら、普段から16km は走っておく必要があるということになります。結構大変に思えますが、まぁゆっくり走るなら1時間半〜2時間弱で走れる距離。週に1日ならそれくらいの時間は取れそうなので、今後は頑張ってみようと思います。今年はもう一回はハーフマラソンを走り、秋には27kmマラソンにチャレンジするのが目標です。

2つ目の反省はご飯を食べるタイミング。

今回は朝早い大会だったこともあり、朝食を食べ損ねました。

それもあってか後半かなりガス欠気味でした。途中から猛烈な空腹感とともに走らざるを得なくなり、完走後はお腹が減りすぎて参加賞の食べもの(右写真) を猛烈な勢いで駆逐しました。

次回はエネルギー補給のタイミングも考えて参加しようと思います。

3つ目の反省はiPhone用のケースを持っていないこと。

僕は走るときにiPhoneを手持ちで走っています。
iPhoneを持って走るのは、走っているときに音楽を聴きたいのと、ペースを計測しながら走りたいためです。しかし、手でiPhoneを握りしめて走っていると握力がどんどん奪われていきます。また、画面も汗まみれになりiPhoneの操作もできにくくなります。こうしたことを次回から解決するために、iPhoneを入れて腕に巻くタイプのケースを先程購入しました。普段からこのケースにiPhone入れて走ろうと思っています。

さて、今回の大会は荒川の河川敷を走るコースだったのですが、景色も良く、気候にも恵まれ気持ちよく走れました。ちょこっと休んだら、次の大会目指してまた頑張っていこうと思います。

僕は長い間、趣味らしい趣味と言えるものがないのが悩みだったのですが、マラソンは趣味と言えるものになりそうで、それは大変嬉しいことだなぁと思っています。

2012年5月9日水曜日

TASCAMのiM2を購入

今年もやはり、、毎年恒例の5月初旬のヒノキ花粉にやられています。御会いした皆様、僕の目は非常に赤くなっていますが、そういうことです。

さて、先日iPhoneのドックに挿して使うステレオコンデンサーマイクを購入しました。TASCAMのiM2という製品です。iPhoneにこのマイクを挿すとiPhoneが高音質なPCMレコーダーに早変り、っていうやつですね。

僕のiPhone 4に挿して、何回かスタジオのバンド練習で試した結果ですが、、

音質は非常に良い。
数々のレコーダーをリリースしているTASCAM社だけあって、音質はさすが。本製品は同社のDR-07MKIIと同等の単一指向性ステレオコンデンサーマイクが利用されているそうです。バンド練習の音圧にも余裕で耐えます。

アプリはイマイチ。
この製品のPCM Recorderという公式アプリがあるのですが、各所で言われている通りデキがイマイチです。
  • 録音は、スリープモードになると録音ができない。自動ロックをオフにしないと、、
    • こんなの開発のときにコード数行書けば解決するだろー、と思うのですが。
  • 録音した音源の再生がバックグラウンドでできない。
    • 自動ロックオフにすれば何とか聴くこともできるんですが、ちょっとメール来たりして他のアプリ立ち上げると再生止まっちゃうしねぇ。本格的に録音したファイルを聴くときには、iTunes立ち上げてwav形式のファイルをiPhoneからPCに取り込んでいます。これをmp3に変換してもう一度iTunesに取り込み直して聴く、っていうソリューション。
ということで、僕としてはアプリが改善されるのを期待しています。そんなに手間のかかる修正じゃないはずなんだよなぁ、特に上記の2点に関しては。アプリが改善されれば、本当に誰にでもオススメする製品です。
※ ちなみに、録音可能なアプリであれば、このマイクは大抵は対応するらしいので他のアプリで利用する、という手もあります。

とは言え、総合的に見ると、でかいハードレコーダーを持つよりも全然良いです。あと、こういった手持ちのiPhoneをレコーダーに変えてしまうというこのアイディアを評価したい。ちなみに僕はAmazonで購入しました。送料込みで6500円で買えて、この音質なら安い、という感覚です。ぜひお試しあれ。
※ 上述のDR-07MKIIは同じくAmazonで11,613円です。

という訳で明日はgoodbye blue mondayでライブです。新曲もやります。宜しゅう。

日時:2012年5月9日(水)
場所:渋谷O-nest
OPEN: 18:30 / START: 19:00 (出番は4番目、21:00)
w/ flight egg / Paradise / 逃した魚
チケット:1000円 (1ドリンク別)

さらに翌週は初の7th floor!

日時:2012年5月15日(火)
場所:渋谷7th floor
OPEN: 18:30 / START: 19:00 (出番は1番目、19:00)
w/ ラヂオデパート / CRACKS & RABBITS / アルパカモルパカ
チケット:1000円 (1ドリンク別)

2012年5月7日月曜日

GW

今年のGWは、5/3-5/6の4日連続で休みがあった訳だけれども、色々とお誘い頂けて、割とGWっぽく、つまりは遊んだりすることもできた。僕の場合、PCの前に座って楽器弾いたりしていたら、予定のないまま気付いたらGW終わっていた、という年も割と多かったので、今年はそうならなくて良かった。

写真はGW2日目に餃子を頂いたときのもの。皆で皮に包んで食べた。材料は畑からその日に収穫してきてくださったもの(!) だったのと、焼いた人の焼き加減がとても上手だったこともあり、大変美味しかった。

最近、定期的に体を動かしているせいか、少しは体力もついてきて、以前だったら「疲れた、もう寝よう」、ってところで、踏んばることができるようになって、前よりも多くのことができるようになっている...ならすごく良いな。ジョギングするモチベーションがあがるので。

5月はgoodbye blue mondayでライブを2本やります。
ぜひお越しください。

日時:2012年5月9日(水)
場所:渋谷O-nest
OPEN: 18:30 / START: 19:00 (出番は4番目、21:00)
w/ flight egg / Paradise / 逃した魚
チケット:1000円 (1ドリンク別)

日時:2012年5月15日(火)
場所:渋谷7th floor
OPEN: 18:30 / START: 19:00 (出番は1番目、19:00)
w/ ラヂオデパート / CRACKS & RABBITS / アルパカモルパカ
チケット:1000円 (1ドリンク別)



2012年4月29日日曜日

今年もGWシーズン突入ですね

この土、日、月と続く3連休は、

友人たちの録音の手伝いを完了させる
goodbye blue mondayリハ
ブルースセッションの準備
Jazzセッションの準備

という感じでいく。

なるべくならニコニコ超会議にも行っておきたい。
あと月末の締めとしてランニングを2回走っておこう。
結構盛り沢山だ。

金曜日は吉田くんが家に来て、二人で初めてのJazzセッションをしてみた。
予想してたよりもすんなり曲として流れたので、今後はレパートリーをどんどん増やしていけそうだ。

2012年4月23日月曜日

タッチの差

昨日、ふらっと入ったお店に、前々から欲しかった希少品が、たまたま在庫がひとつあるのを見つけた。とは言えちょっと高価なものなので、すぐ購入とは行かず、1日だけ検討することにしてお店を後にした。猶予は1日と踏んだ。お目当てのものは、ニッチなものではあるが、見る人が見つければすぐになくなってしまう人気商品でもあるのだ。

その後、他のお店もいくつか周ってみた。やはり希少品だけあって、同じものはどのお店にも置いていなかったが、若干グレードの低い代替品ならばいくつかはあった。もちろん、代替品で用が済むならそちらの方が良い。浮いたお金で他のことができる。だからインターネット等で十分な下調べをして、代替品購入を検討してはみた。かなり前向きに代替品の購入を検討したのだ。しかし、十分に情報を手にしても、やはりアレを手に入れる必要があるのだ、という結論に逹した。

だから、今日は目一杯気持ちを作って、もう一度お店に行った。
ところがそれは、30分程度のタッチの差で既に奪われてしまっていた。

そうなると、そう、俄然欲しくなってしまう。
どこかに在庫がないかとインターネットを巡回しだすという良くないパターンが始まる。メーカーがイタリアにあるので、英語ではあるがコンタクトを取ったりもしてみた。しかしもう手に入るかは分からない。

手にしたいものは、迷いなく決断しないとすぐに手遅れになる。

2012年4月22日日曜日

気持ちの伝え方

最近相談を頂いたときに考えたこと。

何か伝えたい思いがあったときに、
  • 思いを思いのまま伝える
  • その思いを何らかの表現・行動で伝える
という手が考えられます。
経験的には、大抵は後者の方が効果は何倍もあるように思います。
その表現、行動が間違って発露されない限り、ですが。

例は敢えて省略しますけれども、後者の方が思考しますし、時間もお金も使いますしね。
それを考えると前者は結局安く済ませようとしている、とも言えます。

固苦しく言うと、戦略と知恵と工夫を持って思いは伝えるのが良い。
何故ならば思いは伝わって勝ちであり、思いを伝える側としては勝ちたい訳なんだから。

そう、熱い気持ちを昇華して何か別の形にして渡そう。
形にする前に心が折れるようなら、思いもその程度。
つまり、君の思いの強さとクリエイティビティが試されている!

チャラさんのライブ

昨日、後輩の弓子ちゃんが誘ってくれて、恵比寿のリキッドルームで開催された、キューン・ミュージックというレーベルの、レーベル設立20周年記念ライブを見に行ってきた。

この20周年記念ライブはリキッドルームで4月上旬から、20周年にちなんで20日間連続で行われているらしい。最終日は4月28日で、電気グルーヴとギターウルフが出演するとか。その組合せ、聞いただけで楽しそうなんですけれど。

主催のキューンというレーベルは、ラルクアンシェルやユニコーン、チャットモンチー、ゴスペラーズ、パフィー、真心ブラザーズ、アジカン、ねごと等々、メジャーの大型アーティストをとにかく沢山囲っている。2012年で20周年なわけだから92年設立か。最もCDが売れた時期に、売れたアーティストを沢山従えていた訳だから、良い意味で商業的に成功しているレーベルという感じだ。

昨日はそのキューン所属アーティストの中から、LamaというバンドとCharaさんのバンドが出演した。Lamaは元ナンバーガールの田渕久子さんや、元スーパーカーのナカコーさん、フルカワミキさんらが組んでいるバンドだ。

Charaさんのライブは初めて見たんだけど凄すぎて呆然としてしまった。
ありきたりの感想になってしまうけれども、声が唯一無二で、歌も上手いし、お客さんの扱いも上手。曲は良いし、あれだけのアーティストだからバックの演奏も上手だ。セクシーなお母さん。自然と目線がいってしまう。

ライブ途中、MCで、「今日何の曲が聴きたかった?」っていう問い掛けをした。お客さん (チャラさんは女性のファンがすごく多い) は思い思いの曲名を次々に言っていた。数々の曲名をお客さんは言ってたけれど、誰も「スワロウテイル」とは言ってなかったはずだ。僕はチキンだから心の中で「スワロウテイル」って言った。。チャラさんはお客さんの意見を一通り聞いて、「あぁ、そっかー。」って言って。そして始めた曲がスワロウテイルだった。もちろん、セットリストの予定された曲であって、勝手な偶然なんだけれども、そのせいで余計印象深いライブになってしまった。

それにしてもスワロウテイルを聴くと、小林武史さんとまたタッグ組んでくれないかなぁ。レーベル違うし難しそうだけれども、もう一度やって欲しいなぁ、と思います。MONTAGEはお気に入りのアルバムです。

リキッドルームクラスの広さで良いライブを見ると、アーティストとの距離がすごく近いもんだから、アリーナとかで見るよりもかなり魅惑されてしまっていると思う。帰り道は、「はー、本当に魅力的な人なんだね。」とか言って。いつかああいう人と演奏してみたいと思ってしまう。

今帰宅したところだけども、昨日のライブが思い出されてしょうがないので、蔦屋に行ってCharaさんのCD借りて来て落ち着こう (落ち着けるのか?) 。

弓子ちゃん、お誘いありがとうございました。

2012年4月18日水曜日

文章の上達(2)

ブログを書く、ということを「継続する」ことに焦点を当てるならば、日々のインプットの多さが結局大事なのだと思います。

インプットが少なければ、書くネタを見つけるところから始めなければならず、アウトプットを出すことのハードルが高くなる。
インプットが多ければ、自然と書きたいことが出てくる。

勿論、「静かに黙って考える・思考する」、という行為によってアウトプットを出していくことはできますが、それでは継続して書いていくことが難しい。やはり日々、本を読むなどのインプットの継続がなければ、と思うのです。
これはあくまで僕の経験則です。

とあるソース (「イヤなことを確実に忘れる意外な方法」) によりますと、「感情」の持つ情報量は文章の持つ情報量に比べ圧倒的に大きいそうです。だから本を読んで書評を書くという行為を継続することはかなり大変ですが、失恋したときなどのように、大きな感情の揺れがあると、その感情の持つ膨大な情報量をタネとして、しばらくはブログを頻繁に継続できるんだろうなと思います。

しかし物書きとしてやっていかれる方は、やはりそうした感情の起伏とは関係なく文章をアウトプットできる能力が必要で、その為に普段からインプットを地道に行い、書くべきネタをストックし、そこから自分なりに言いたいことを正しくアウトプットする訓練が大事なのだと思います。

文章の上達(1)

ここ1ヶ月くらいのアイディア出しフェーズが一段落して、各プロジェクト共、制作期間に入ってきました。そうなると一日の時間の中でインプットよりアウトプットの時間が長くなるせいか、自然とブログを書くペースが遅くなってきているように思います。

とは言え、この1ヶ月はインプットが多かった分、割とブログも書けて、文章を書く行為が自然体でできるようになってきたように思います。

それで最近、例えば、
  • Facebook上で、各プロジェクトごとにメンバーと意見を交換するときに、必要とあらば長文を書けるし、長文でも伝えたいことを伝えられる
とか
  •  今迄は、書きたいことがかなりはっきり決まっていない限り書き出すことをしなかったけれども、最近は漠然とした思い、感情があれば、文章の方向性が見えなくてもタイピングしているうちに、それをひとまとまりの文章として割と納得感のある形に書いてしまうことができる
ということがありまして、こういうことは昔はできなかったことだから、文章 (ここでは文体のことを主に言っています) を書くことが少しは上達したかもな、と思うようにもなりました。

僕がこのブログで文章を書くときの流れを振り返ってみると、

書きたいアイディアが湧く → ブログに書き起こす → 何度も見直す → 文章の流れが不自然な箇所を修正したり、文章を並べ替えたり、内容を加筆するなど、どんどん直す → 寝る → 次の日もう一回確認する → また直す

とかやっていまして、つまりは割と馬鹿みたいに推敲を何度もやっています。
だから文体に関しては結構鍛えられているのかもしれません。

でも、この程度の文章が書けるまでに、既にブログ始めて 4、5年経過しています。
自分の進歩のペースのこの遅さを考えると、ネットで時々拝見する、「読ませるなぁ」「文章が上手いなぁ」、と思わせる方々は相当にストイックに文章の練習を継続したが故の境地なのであり、やはり尊敬の念を覚えます。

自分がブログを開始した頃の文章とか読むと、稚拙さが目につきます。
文章が上手いというのはつまるところ、「正しく考え、それを過不足なく正しく言葉にする」ということだと思うのですが、その点からすると、昔のブログを読み返していると、あちゃ、と思うことの連続です。例えばこんなとき。
  • 書かなくて良いことを書いている
  • 抽象的過ぎて話が分かりづらい
  • 言葉の定義が曖昧
  • 最後の落ちを負け惜しみっぽく締めていて読後感が悪い
    • 「上手くできないことも含めてとても楽しい」とか
  • 自分を実際以上に見せようとして鼻につく
ちなみに、今の文章でも、程度の差こそあれ、上記のような点があると思います。
それでも少しはましになったかな、という感じ。

ありきたりの結論ですが、表現の熟練には何事も時間がかかるものです。
このことは文章を書くこと、演奏、作曲、プログラミングでは少なくとも当てはまると思います。そして僕にとっては、これらの作業は互いに補完し合い、相互作用し合う関係性でもあります。例えば文章が上達すれば、作曲にも何らかの良いフィードバックがある。

一方で「表現の熟練」と「視座の面白み」「内容の正しさ」というのもまた別の話であることにも注意が必要です。
例えば、文体が整っているからといって、面白いことを書いているかは別の話。
「表現の熟練」とは別に、納得のいく視座を獲得するためには訓練をする必要がある訳です。表現の熟練がアウトプットの継続により得られるとしたら、視座の獲得はインプットの量がとにかくモノを言う世界です。
全くの別物だと思います。

かくように、表現行為というのは面白くも非常に難しいなぁ、と思うのであります。

2012年4月13日金曜日

アイディア出し

今は昼も夜もアイディアを出すために、情報収拾をしたり、アイディアを書き留めたりして活動している。僕のアイディア出しはまとめてみると大まかに次の3ステップに集約される。
  1. 情報を徹底的に集め、再構築する
  2. クラウドツールを使って共同作業
  3. インプットした情報を踏まえた上ででてくるアイディアをスプレッドシート書き落とす
やみくもに手を動かし何かを作り始める前に、作り出したいものが自分の中から自然に溢れ落ちてくるまでの準備、という過程を踏む訳である。こういう過程を踏んだ方が、良いものが作れることが多いと感じている。

まずは情報を集めることから始める。
今どういうものがあって、どういうものがないのか。どういうものが求められているのか。これだけインターネットが発達し、誰もが平等に情報にアクセスできるようになった時代に意味のあるものを出そうとする以上、情報収拾もそれなりのコストをかける必要がある。
そうでないと、せっかく作っても誰かが既にやっていたり、すぐに真似されるようなものしかできない。新規性がありながら、人に受け入れられるものを出していこうとするならば、時流を読む力も必要で、これは現在の状態について色々ソースを当たることで何となく分かってくるものである。

こうして集めた大量の情報から必要な情報を取捨選択し、それらを新たな情報として再構築し情報を捉え直した上で、更に情報を集める、ということを繰り返す。この作業の過程でオリジナルなアイディアが浮かびやすくなる。インプット作業は、このように作る作業と同じくらいクリエイティブに行われなければならない。
僕は情報収拾の過程では、マインドマップ上に集めた情報をどんどん書き出しておいて、個々の情報の関係性を整理しながら理解を深めていく、ということをよくやる。

情報を収拾し続けていると良いのは、自分の出すアイディアについても、それが筋の通ったことか、そうでないかについて、作る前にある程度確信を持つこともできるようになる、ということもある。いざ何か作る、となったときには、自分の作っているものが、イケている、とある程度の確信を持っている、というその確信が (モチベーションを継続しやすい、とか色々な意味で) 大事になってくる。

次に、得られた情報を共同作業者と共有することが大切だ。
共同作業者の能力が高ければ高い程、自分に利があると思わなければならない。
そのために、自分の得た有益な情報は、どのような形であれ共同作業者とシェアし共通理解を増やしておく。情報の共有には、Facebookメッセージを使ってもよい。DropBoxなどのクラウドツールを併用することで、人と電子化した本・音源など、更に濃密な情報も交換できる。

こうしてインプットした情報を踏まえた上で、出てくるアイディアをスプレッドシートに書き出す。アイディアは多ければ多いほど良い。小さなアイディアも逃がさず記録しておく。自分で駄目だと思ったものも、他の人から見たら良いアイディアかもしれない場合もあるから、あまりフィルターをかけずに (とは言え、それなりのクオリティのものを) 数を出そうという意識が大事だ。

更にできるならば、こうして書き出したアイディアを元に筋の良さそうなものを、ざっとで良いから実際に作り出してみると、作る作業に弾みがつく。

こんなことをしている訳だけれども、こういう生活をしているときは、何か毎日張りがあるように思う。

2012年4月10日火曜日

桜を見ながら思う

先週の土曜日、友人にお誘い頂き、浅草の伝法院でお花見をする機会がありました。先週の週末が見所であるからして、どこもかしこも花見客でごった返している中、我々は伝法院を貸切り、良く手入れされた桜の樹の下で、新たに友人となったソムリエ樣がチョイスしたワインを飲む、という僕の身分には不相応の大贅沢というか、高度資本主義の成せる技とでもいうか、そんな時間を過ごさせて頂きました。ちょうどその日が誕生日でもありました。

その三日くらい前、今年はもう最後でお願いしたいが、辰年の激動がまたひとつ。吉田くんがバンドを離れることになった。
思えば吉田くんが僕をバンドに誘ってくれて2年間、我慢してバンドにいさせてくれて、真剣に叱咤激励してくれてここまで育ててくれたことには本当に感謝しているし、曲の作り手としても日増しに尊敬の念は高まっていた。バンドに沢山のものを残してくれた。それだけに一緒のバンドで演奏できなくなることは本当に寂しい。でも彼とは今後も音楽で何か一緒にできれば、と思うしやっていくつもりだ。僕はまだバンドを続けます。

週末は2日間連続で知人の結婚式にも出席させて頂き、またライブ見に行ったり、バンド練習をしたり、お花見をしたり、深夜に知人カップルの家に押しかけて夜通しご飯を作って頂き飲んだり、と多くの人と時間を過ごすことができた。それでも会が終われば、みんなまたそれぞれの場所に戻っていく。人に会ったからといっても、孤独が解消される訳ではない。

振り返ると、新たな年齢となり、それに歩みを合わせるかのように、プリミティブなものだけが残る結果となった。そのプリミティブなものが、また大きく広がっていくような次の10年にしたいと思う。その覚悟もできたかな、と、まだ満開の桜を見ながら。

2012年4月5日木曜日

ライフログサービスを考える

最近、色々と所謂ライフログと言われるサービスを試している。ランニングの記録を取ったり、睡眠の記録取ったり、読書の記録を取ったり。

日々の生活の記録 (=ライフログ) は、過去の行動を踏まえ未来の行動に生かすための財産と言える。女性が生理周期を記録することで得られるメリットはその具体例だ。

ライフログサービスの課題は、ユーザ自身に活動の記録を取ること継続させることである。

活動の記録の方法として、「サービスがユーザに自動または無断で記録し続ける (受動的)」か「ユーザがサービスに記録する (能動的)」の2通りが考えられる。しかし、プライバシーの問題及び心理的抵抗により、ユーザは前者のようなサービスは使わない、ということが近年の傾向だ。

そこで、能動的にユーザに活動を記録してもらうことを考える。このとき、ユーザがFacebook等へ記録を投稿する、といった「自己顕示欲の発露」にのみ記録行為の継続を頼ると失敗する。自己顕示欲は他者との関係性等の複雑な要因に左右されるものであり、波があり継続しないからである。そのため、ライフログサービスでは記録行為を継続する明確な動機付け (インセンティブ) をサービス側がユーザに与える必要がある。

例えば自分の行った場所を記録していくFoursquareというサービスは、ライフログツールとしての側面がある。このサービスがユーザに与えるインセンティブは「記録する回数に応じてアイテムを得ることができる」、「記録した場所の近くのお店のクーポンをもらえる」、「知人のいる場所を知ることでコミュニュケーションが促進される」という3点である。

また、ランニングや睡眠、読書のライフログサービスのように、ユーザの記録を「集計レポート化」し提示する、というインセンティブを与えるものもある。

まとめると、ライフログサービスがユーザに活動の記録行為を継続するために与えることのできるインセンティブとしては以下の4つが考えられる。
  1. 「クーポン等の金銭的報酬」
  2. 「アイテムがもらえるなどのゲーミフィケーション要素」
  3. 「記録から導き出される集計レポートの閲覧」
  4. 「同じサービス内で記録しているユーザ同士を緩くつなげることで発生するコミュニケーション」
これらの要素を1つも組み込まないライフログサービスのブレークスルーは難しい。また、この中では、3の「集計レポート」要素は、技術屋の腕の見せどころで、他サービスとの差別化要因、参入障壁にしやすいということも言える。

などということを考えました。
嵐明けの今日は良い天気で、夜桜を見に行きました。
三分咲きくらいだったなぁ。

2012年4月3日火曜日

4月

引越して3週間、ようやく落ち着いてきたので、自炊 (食べる方)、とか練習とか宅録とかができるようになった。しかし、一人だと夜は楽をして外食してしまうことが多い。。しかも蕎麦にはまってしまって、蕎麦ばかり食べてるからどんどん痩せている気がする。

ハーフマラソンで痛めた足の筋肉が2週間越しで回復してきて、階段も昇り降りができるようになってきたし、ゆっくりであれば走れるようにもなった。しばらく歩行も困難な状態だったこともあり、走れること自体が嬉しかったので、トレーニング再開、と思い走ってみた。3kmくらいまでなら痛み無しで走れた。ちょっと無理して10kmと思ったが 8km弱くらいが限度。3km以降は足が痛み出し、休み休みになってしまった。というか、3km以上は走らない方が良い感じだった。本当は早く10kmくらいをコンスタントに走るトレーニングに戻したいところなんだけれど、当面はストレッチを入念にやりながら短かい距離を刻みつつ、徐々に距離を増やしていくしかないなぁ、という感じ。

4月最初の日は花見の予定だったのが雨と強風で流れてしまって山本家へお邪魔した。
何か久しぶりにみんなに会った感じがしたな。そんなこともないんだけれども。
写真は美人姉妹と家主樣。

今月も頑張ろう。

2012年3月29日木曜日

音楽ファイルの移行

引越しにあたり、デジタル面でやりたかったことが2つあって、ひとつが本の電子化、もうひとつが音楽ファイルのPCにケーブルを挿さなくても良いハードディスク (NAS) への移行である。

前者の本の電子化は2月くらいから日々進めている。元々それほど大きくない本棚に、本が入りきらなくなってきたので、毎日3冊〜5冊くらいずつ自炊。今のところ計80冊くらいは電子化できている。
おかげで、最近は本棚に新しい本を入れるスペースもできるようになって、また本を購入できるようになった。

音楽ファイルに関して言うと、ある時から、CDをロスレスでリッピングするようになり、音源の数自体も増えたために、ファイル総量があっという間に100GBを越えてしまった。さすがにPCには収まりきらなくなったので、ここ1年くらいは外付けの小さなハードディスクに収めるようになった。

ただ、この方法の難点は、音楽を聴く度に、ハードディスクとPCをUSBケーブルでつなげる必要があることだ。この一手間が、一手間とはいえ結構面倒くさくて、最近は音楽を聴く頻度にも影響が出始めていた。とは言えそうも言ってられないので、この問題を解決するために、ネットワーク対応HDD (NAS) の購入を検討していた。

実はこのハードディスクの比較選定でかなり時間がかかったのだが、僕が最終的に購入したのは、写真の LS-V2.0TL というやつで、容量が2.0TBと大きいのと、NASにしては転送速度がかなり高速なのが売りの製品だ。価格も2万円程度で手頃である。バックアップのことを考えると本当はRAID搭載の製品を買ってもよかったが、値段が高いのと、RAID搭載の製品はRAID特有のエラーが起きやすいらしいということも知り、そうなると結構面倒くさそうだったので今回は見送ることにした。

このNASを購入してから早速、無線LANルータに接続、これまでの音楽ファイルが入っているハードディスクの中身を丸ごとコピーして、iTunesのファイルを再度取り込み直した。これでiTunesのライブラリファイルの無線化が完了。PCを起動し、iTunesを立ち上げれば、ケーブルを繋ぐことなくすぐに音楽を聴ける状態を作ることができた。

インターネット接続のために、有線LANから無線LANに変わったときもそうだったけれども、ケーブルを一本をつながなくて良くなったり、ハードディスクの箱を机の上に置かなくて良い、という少しの変化があるだけで、かなり快適に感じるものだ。

NASに音楽ファイルを移動するこの方法の欠点をあげるとするならば、外出先では音楽を聴けない点だろう。近い将来に、AudioBox.fm のような音楽ファイルのクラウドサービスが、安価で安定し普及することに期待したいところではある。とは言え、外出先ではiPhoneに音楽を入れているので今のところは不便を感じていない。

PCの音楽環境の作り方は、ライフスタイルに合わせて人それぞれ、ネットワークの工夫のしどころということもあり、ランチタイムの話題なんかに最適だ。僕も過去にはAirMac Expressを試したりしたこともあったけれど、次に機会があれば、MacMini を使った音楽環境を構築してみたいと思っている。さっき見てみたらMacMiniの性能がかなりあがっていたので。

サーベイ

何かを作るときに、アイディアが出てくる予感がしないな、というときには、大抵はサーベイ(調査)不足なことが多いのかもしれない。

ということを思ったのは、昼の仕事で、先週から一週間くらい連続でアイディア出しをしていることと関連している。ここ2日間くらいは、発想筋とでも言える脳のどこかが活発化してきて、小さなアイディアがどんどん思いつくようになってきているのだ。

振り返ってみると、ここ一週間主にやっていることとしては、以下の2点と言える。
  • 午前中は色々と既存サービスを「浅く、幅広く」調査し、調査したこと、気付いたことを2,3行くらいずつ、エクセルにざっと書き出す。その過程で何かアイディアを思いついたらどんなことでも良いからメモする
  • 午後はその調査結果やアイディアを元に、新しい企画についてディスカッションする
一週間くらい前に、久しぶりにアイディア出しをしてみたときには、ろくなアイディアが出てこなかったし、そもそもアイディアを出す前からして、何か精神状態が後ろ向きだった。「どうせ大したアイディアは出てこないだろうなぁ」みたいな。しかし、上記のように幅広くサーベイをするようになると、その過程で、「あぁこういうのもありか、じゃあこういうのはどうだろう」、と考えることが常態になり、アイディアの総量が増える。すると、いくつか、割と使えるアイディアも含まれていたりする。

発想筋が活発なときには物を作ることも好調になるようで、最近は夜に自分で思いついたアイディアを形にする作業も始めてみるようになった。こちらは既に完成が近い。後長くても2日くらいで1つ一旦リリースする予定だ。更に最近、後2つくらい形にしたいアイディアを思いついた。

と、以前、研究室にいたときには、研究テーマを探すにあたり、教授が「1日5時間くらいのサーベイ活動を2ヶ月くらいしてみなさい」みたいなことを言っていたのが思い出した。今になって身に沁みることになるとは、という感じである。

このことから思うに、アイディアを考えるときには、インプット自体が重要な意味合いを持つ訳で、そのインプットという行為自体も、適切な方法論の元になされるべきであろう。近々、色々と落ち着くと思うので、残りの今年の前半は、音楽の方でサーベイの自分なりの方法論を確立することに注力することに決めた。

2012年3月26日月曜日

事務作業が増えている

最近、1日の半分近くを消費するようになってしまった僕の事務作業はこんな感じ。
  1. カレンダーと睨めっこしながら予定を調整
  2. 自分のマインドマップの修正
    1. (終わったタスクは消し、頭に浮かんだタスクを書き込む)
以前はこんなに時間取られたことはなかった。長くてもこんなことするのは30分くらい? でもこうすると、細々としたTODOや短期的な目標はどんどん潰せる。この事務作業をこなす前から比べると飛躍的に、日々の行動の「幅」が広がる印象だ。取り溢しもないし。じゃあ「深さ」は? ってことで、じっくりと取り組んでいきたいものを、どう生活に食い込ませていくかが今後の課題だな、と感じている。

今日は昼はセッションに参加。
夜は父親と弟の誕生日が近いということで実家へ。
母親曰く、どうやら僕はすごく痩せたらしい。
まだ引越して2週間、一度も自炊できてないからなぁ。
帰りに白米のご飯をもらってしまった、、
父親をFacebookに登録したり、父親にiPadを触らせてあげたりもした。

実家で情熱大陸も見た。「仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部」の回。
中学生が一生懸命コンクールの優勝に向けて練習する、その熱量にぐっときた。

最初の「深さ」の話しに戻るけど、学生じゃない自分は、今は何よりもクリアすべきバーをまず自ら設定する必要がある。そして、バーをクリアすることに没頭する、ということがしたい。そのバーを設定してブレイクダウンすることで、日々の暮らしでやるべきことも精度が高く見えてくると思う。漠然と長く物事を続けていると、それだけで、ある程度の「深さ」には到達できるんだな、ということを感じつつあったが、一方で、やはりそれではいつか情熱に限界が来るし、深度にも、到達するスピードにも限界があるように思えてきている。

やはり、自分がやりたい、と思うことのバーをもっと精度高く明確に設定しておく必要がある訳で、それをここ1ヶ月くらいで見つけてしまいたい。そのためにも、今は色々と動くべき時期なんだな。
ここ2年くらい、もやもやと悩んでいたことの正体がはっきりしてきたので早く解消したい。

2012年3月24日土曜日

円さん

こないだ、人生で初のパーマを掛けてもらいました。まだ慣れません。

今日は昼に大学時代の先輩らにお誘い頂きセッションをした後、約2年ぶりに、河野円さんのライブ見に行ってきた。

円さんはテープレコーダーを使ったノイズ即興演奏。前に七針でやってたライブを見に行ったときは、ちゃんと理解できていなかったけれどすごい大御所のメンバーでやってたよなぁ。もう一度聴いてみたい。そのときは、メンバーも多かったし、円さんがどういう演奏をしているのか良く分からなかったのだけれど、今日はアコースティクギターとのデュオだったこともあり、円さんの音がよく聴こえた。

2年経って、自分たちでも音楽にノイズを取り込むようになって、その周辺の音楽も聴くようになったから、やっとどういうことをやっているか理解できるようになった。次はコントラバスや、打楽器とやっているときに見に行きたいな。

2012年3月23日金曜日

4月のライブ

※ 以下のイベントへの出演は中止になりました。

4月は今のところgoodbye blue mondayで1本のみ。音源制作中心になる予定です。

次のライブは元ナンバーガールの田渕ひさ子さん率いるtoddleと対バンする機会に恵まれました。楽しみ! ぜひお越しください!
詳細は以下の通り。

LLama presents “lla” in Tokyo ~『方向喪失フェスタ12418 EP』Release Party
日時:2012年4月11日(水曜日)
場所:渋谷O-nest
OPEN: 18:30 / START: 19:00
w/ LLama / toddle / ANIMA
チケット: 1000円 (ドリンク別)

出番は1番目、19:00になると思いますが、変更されたらまたお知らせします。
写真はgoodbye blue mondayのボーカル、真由ちゃん作のフライヤーです。

家から出る

先週の土曜日、ICCの無響室で展示されている渋谷慶一郎さんの展示を訪問した。
公開されてから2年が経過しようとしていたが、ついぞ行けなかった最終日全日の訪問。
3次元スピーカーから出る、立体的な音による3分間の作品を聴く、というか体感。
凄くよかった。もっと早く行っておけばよかった...! でもとにかく足を運べたのでよかった。
翌日曜日はハーフマラソン@夢の島に出場しました。
引越しやら何やらでドタバタして、というのは言い訳ですが、練習不足で参加した感は否めませんでした。とりあえず、完走はしましたが、10km付近から筋力不足により両足がつって、おまけに両腕もつって、走り続けるのがかなりキツかった。
無理が祟り大会後5日間経ちましたが、歩くことが困難な筋肉痛に引き続き見舞われております。今は大分良くなったけど、まだ階段の昇り降りはかなりきつい。
完治したら走る習慣を付けてまた何かの大会に出ます。これは絶対。

という感じで、今は何かとフットワークを軽めに動いていくことを優先する時期にしたくて、家に篭もらない、ということを初めて意識的にやっています (篭ることも大事な時期はもちろんあるのだけどね)。

2012年3月16日金曜日

ジョナサン・アイヴのインタビューが面白い

Appleのインダストリアルデザイナ担当、ジョナサン・アイヴのインタビューが面白い。
アップルのデザインの進め方、責任者ジョナサン・アイヴが語る
Q:iPodみたいな製品のアイデアを考え付くときは、何か問題を解決しようとしているんですか?

A:いろいろなアプローチがあります。
何かを使っていてイラッとして、それで問題に気づくこともあります。これはとても現実的なアプローチで、一番簡単です。
難しいのは、新しいチャンスを発見しようとするときです。それこそ本当にデザイナーの能力が発揮されるときです。既知の問題への対処ではなくて、誰も必要性を感じたことのないものを作り出すべく「もしこれをこうしたら、便利だろうか?」って自問し始めるんです。これがうまくいけば、個々の問題解決というレベルではなく、デバイスのカテゴリ全体が入れ替わるようなチャンスが生まれます。こういうアプローチは本当に難しいけれど、面白いです。

「不便をITで解決する」系のサービスと、Twitterや、Facebookがある時期からそうであった「誰も必要性を感じたことのないものを作り出すべく考えた」系のサービスがある中で、作り手としてはもちろん後者の方が圧倒的に難しく、圧倒的にやりがいがあるという実感はある。
Q:アップルのデザイナーチームは非常に少人数ですが、それが成功の秘訣ですか?

A:アップルでは製品が複雑なので、違う専門性を持った人たちが一緒にやることがすごく大事です。思うに、この仕事で一番楽しいところかもしれません。
半導体設計エンジニアや、電気や機械系エンジニアといった分野の違う者同士の共同作業ですが、みんな集まるともう誰がどの仕事をしているのか、はた目にはわからないくらいなんです。同じ場所にいて、同じゴールを持ち、すぐれた製品を作ろうとして同じ課題に取り組んでいるんです。これが可能になった理由のひとつは、長年一緒にやってきているということです。一見無理なチャレンジに直面しても、全体としての自信があるんです。
iPhoneでもiPadでも、何回もよりどころがなくて「これで大丈夫か」と思うようなときがありましたが、乗り切ってきました。
こういった要素こそが僕が人と共同で作業をしたい一番の理由だ。
だからこそ自らの専門性を日々磨き、そのチャンスを見つけるべく動くべきだ。

奥沢へお引越し

先日から奥沢へ引越してきました。

引越し先はほぼ決まりかけていたタイミングで、有り難いことに知人のお父様が部屋を格安で貸してくれるというお話を頂き、色々と友人に相談する等、悩みはしたのですが結局お世話になることにしました。

こういった機会は非常にラッキーなチャンスであろうから、ぜひこの機会を最大限活用して前進していこうと思っております。新生活の豊富としては、

1. 今迄自分が何となく避けてきたことも、積極的にやってみる
2. 経済活動から目を背けない

2については上手く言えないんだけど、物の作り手として、時代に目を背けてはならないな、と思うのです。森に帰ったりとかロハスとか世捨人的なさ、そういう方向では俺はダメな気がしてきた。人と、つまりはリスナーと同じルールの中で日々暮らしていく中で何かを提示することこそが重要なんじゃないか、ってことを思う訳です。Twitterとか、ITとかで自分が学んだことってそういうことだったと思います。
そういう意味で社会を動かしている経済というものから遠くから傍観する、特にお金=悪みたいな方向に行きがちではあるんだけど、短絡的にそうはならんようにします。新聞も読もう。

さて、引越し直後ということで、荷造り、荷ほどき、事務手続き、足りないものを購入したり、となかなかに忙しいです。タスクをマインドマップに落とし、日々その枝を上下させつつタスクを消化しております。日常がまともに周り出すまでもうちょっとの所。

来週はgoodbye blue mondayでライブもあります。
ライブに関しては毎回、課題を設定してそれを越えていく、ということを繰り返すしかない。前回のライブの録音を聴いたら、ちゃんと良くなってきておりました。
是非お越しください。次回、来週水曜日はついに新代田FEVER!

Flashlight Planetarium
日時:2012年3月21日(水)
場所:新代田FEVER
OPEN: 18:00 / START: 18:30
w/ HISTGRAM/#dicline/ELECTRIC LUNCH/ベルノバジャムズ
チケット:1000円

2012年3月8日木曜日

3月のライブ

告知です。
今月もgoodbye blue monday でライブをします。
ご都合良ろしければぜひ来てください。

2012/3/11(日)
渋谷O-nest
出番は4番目(トリ) 21:00から

2012/3/21(水)
新代田FEVER
Startは18:30から。出順は未定

チケットはいずれも1000円になります。
私またはバンドのメールアドレス mail@goodbyebluemonday.info までご連絡頂ければ、と思います。

2012年3月6日火曜日

温泉に行く

先日、猛烈に温泉に行きたくなったので行ってきた。

温泉も広いし、岩盤浴もある。
何より近いのですぐに行って帰って来られるのが良い。

都内から三田線に乗ってしまえば30分程度の場所にある、前野原温泉「さやの湯処」

2012年3月2日金曜日

電子書籍考察

僕が電子書籍化を開始した、という話は前のエントリーで書きましたが、思うことも色々でてきたのでメモしておきます。

国内でもKindleが近々登場の噂もあり、実際に体験してみると、電子書籍はiPod並に多きなライフスタイルの変化を、ここ数年で確実に一般層もたらしそうです。いわゆる「キャズム越え」ってやつ?
電子書籍の波が来たときに、まず人々が電子書籍のリーダー端末としてどれを選択するか、ということがまずは電子書籍の未来を左右する可能性があります。

現状、既にAppleのiPad、AmazonのKindle、はたまたSamsungの Galaxy等、色々あります。
iPad以外の端末は、iPadよりも手頃な価格感・サイズ感全面に押し出して、書籍リーダ端末としてのiPadへの優位性を押し出してくる様子です。しかし、Kindleに到ってはまだ日本に入ってきてなかったり、GalaxyもAppleに比べ思いきった生産台数を出せておらずなかなか一般層へリーチできておりません。また、iPadの動画見たり、Web見たり、、などの総合エンタメ端末としてのクオリティが非常に高く、iPadに勝つのは各社相当大変だと思われます。

しかし最終的には、TPOに応じて端末を選択する時代が来て、(例えばお風呂に入っているときは防水性の端末で 、動画も見たいような気持ちのときは iPad で、どこかに旅行するなら軽いKindleで、、)  用途によって選択される端末が変わってくるのではないかな、と思います。

書籍コンテンツは、出版したい人が自由に出版して、自由なリーダーアプリで読めるようになるのが理想的です。 (つまり、講談社も本は講談社のアプリで、とか、iTunes Storeで購入した本はAppleの端末で、しかもApple純正のアプリでしか読めないとかはやめて欲しい)。

これらを踏まえ、将来の理想の電子書籍ライフを夢想してみました。
そこではクラウド上に電子書籍が置いてあり、自動的に電子書籍がバックアップされている。そして、TPOに応じて自由に端末を選択すれば、どの端末にも書籍があり、自分が読んだ箇所から、どの端末でも読書を再開することができる、というものだ。読みたい本があれば、ネット上から自由に購入し、どの端末でも、どのリーダーアプリでも読める。

そんな時代が来れば確実に人々が触れる情報の量は、そして結果として質の向上に大きな変革が来ることは想像に難くありません。でも実際には、ビジネス上の理由から、AppleがiTunes Storeのカタログを増やし、しかしそこには読みたい本はあまりなく、一方で各出版社が出版社独自の電子書籍書店兼リーダーを兼ねたアプリを乱立し、読みたい本毎にアプリやリーダー端末を交換、みたいなことがこの先何年かは続くのではないかと思います。

そんなことを考えると、そういった一切の制約なく、本を自炊して、自由にリーダーアプリやリーダー端末を選択して本を持ち運ぶ自炊組が一番の勝ち組じゃねーか、と気付きました。少なくともこの先何年かは。

情報の整理をしなくてはならない

昼間の仕事場に自炊セットを置いて頂いたので、本当に遅ればせながら、僕も自炊して本をpdf化してiPadで本を読むようになりました。左から裁断器、スキャナー(ScanSnap S1500)、PC母艦の自炊セット。

電子書籍を実際に使ってみると、色々と感じるところがありますが、結論としては、「どうしてさっさと電子書籍にシフトしなかったんだろう」。電子書籍化も想像以上に簡単でびっくりしました。本を切ってスキャナーに置いておけば、あとは勝手に両面スキャンしてくれるので、10分くらいで1冊の本がスキャン完了する、といった具合。

以前は自炊代行業者に頼んで電子書籍化してもらおう、と思っていたんだけど、本を代行業者に送ったりするのが面倒くさくてなかなかできなかったんですね。。で、この自炊セットを使って今60冊くらいスキャンしたんだけれど、思ったより手軽なんで代行業者に頼まないで自分でやった方が良いな、って感じです。何冊も裁断していると、本を裁断するコツをつかんできて、今だとかなり綺麗に本を取り込むことができるようになりました。

電子書籍化したことによるデメリットもあります。例えば、本に書き込みができないとか、本を手元に取っておけないとか。ただ、メリットに比べると誤差ですね。電子書籍化するといきなり沢山の本を読めるようになりました。僕の場合、その理由は2つあって、

  1. 今まで家の中以外では読みづらかった本が、端末に入れることで、気楽に読めるようになる。例えば「初歩から学ぶ〜」シリーズのような恥ずかしい本とか、厚くて持ち運びづらかった本とか。
  2. 本を電子化していくことで、部屋からどんどん本がなくなっていき、本を買うという不動産的な悩みから開放され、本を気兼ねなく買える

電子化しない方が良い本があることも分かりました。
端末よりサイズの大きな本や、ページ遷移することの多い辞書的な本です。
端末よりサイズの大きな本は表示したときに字が小さくなってしまうので読みづらくなってしまいます (逆に文庫本は、端末で表示すると字のサイズが大きくなるので、読み易くなる) 。また端末のスペックの制限により、ページめくりがまだそれほど速くないので、辞書的な本は使いづらいです。

こうして電子書籍化して本を読み出したり、最近色々なことを(お金を払い授業という形で) 学んだりしているので、必然的に情報のインプットが多くなっています。

僕に限らずデジタル時代の課題のひとつとして、過剰に増える情報のインプットを、どう消化するか、どう身につけるか、ということがあると思うのですが、やはり学んだことをブログにどんどん書いていってアウトプットして (そしてどんどん忘れていく) いく、というのが一番近道な気がしています。

2012年3月1日木曜日

レコーディング中

先日、goodbye blue mondayとして吉祥寺のGOK Soundで、2日間レコーディングしてきた。

今回の録音の目玉は、「テープ録音、1回試して欲しい」というエンジニアの近藤さんの提案でテープ録音を試すことである。John Fruscianteがテープ録音にこだわり抜いて作ったred hot chili peppersのStadium Arcadium のことを思い出し、やる気も増した。

1日目は、ギター、ピアノ、ベース、ドラムが同じスタジオに入り、せーの、で録音した。大体1曲で3〜4テイクくらい録ってみて、良いものを残して次の曲へ、という感じ。1日で何とか目標としていた7曲のベーシックトラックの録音ができた。ここにボーカルを始めとする上物を重ねて行く作業をして、あと2ヶ月以内くらいで音源の完成を目指している。できあがりが楽しみだ。

録音して感じたことをちょっとまとめておく。

  • テープレコーディングは、ProTools等を使う主流のデジタルレコーディングと比べると、音は良いものの、録り直しづらい録音方法であるが故、上手な演奏者ほど恩恵を受けられる録音方法であるなぁ。
  • 普段は宅録することが多いので、エンジニアさんと録音することは滅多にない。エンジニアさんがいてくれると、録り音は完全に任せられるので、演奏だけに集中できるのは非常に良い。
  • スタジオを使える時間は有限である。生産性すげー大事。例えばその日の進行を事前にある程度、時間制限を意識しながら細かく決めておくなど、生産性を高める方法はいくらでもあるはず。
  • チューニング思ったよりかなり大事。竿もの以外の楽器と演奏するときには、何Hzを基準音にするかまでバンド内でしっかり決めておかないと、管やフレットレスの竿の録音でえらく苦労する (適当にチューナー初期設定の440HzのAを基準にするとか決めたら駄目。)

写真はノイズを重ねる吉田さん。

2012年1月22日日曜日

柳フェス

西武柳沢公民館というところで行われたイベント「柳フェス」に招待頂いた。 昨年3月に柳フェス第一回の開催が計画されていたのだが、震災の影響で流れ、晴れて本日の第一回の開催となった。

このイベント、演目はバンド演奏に限らず漫才、演劇、アカペラ、マジック等々様々。第一回にも関わらず純粋に観客としてもなかなか楽しめるものとなっていた。企画プロデューサーを務めた柳沢公民館、市川氏の活躍ぶりが伺える。

僕らはトリを努めさせて頂いたのだが、そのひとつ前でやっていたマジックも凄かった。2枚目の写真はマジシャンの本番シーンですが、かなり多く人入ってるでしょう?
この方は実際に凄くて、この方を目当ての人も結構いたので、僕らのときはこの写真からお客さんちょい減りな感じ。
関係ないけれど、マジシャンのマジック自体も好きだが、マジシャンがマジックをするときの体のスキの無い動きも、綺麗なことが多く、よく見取れてしまう。

僕らはgoodbye blue monday 現・旧メンバー+旧Pops研の林さんという編成で、吉田をメインボーカルに据え、昔のgoodbye blue mondayの曲を中心に演奏。メンバーが変われば演奏の楽しみも変わる。メンバーが全員同世代、という心強さも後押ししたのか、安定した演奏が本番で出せたことは非常によかった。特に1曲目はライブ開始の緊張感がありながらも、落ち着きがあり、かつ誰も演奏をミスらずに演奏できて非常に手応えを感じた。

たまに、ライブでスタジオリハのときより良い演奏ができることがあるが、今回は全曲とは言わないまでも、かなりの割合でそういうシーンがあった。練習して、本番で以練習以上のものが出せる、ということを繰り返していくことが、演奏が上手くなる、ということなのだと思っているのでこういうことがある日は非常に嬉しい。

普段やらない曲を演奏したことで得られたものも色々あった。普段のgoodbye blue mondayは速い曲ばかりやっているが、今回、スローな曲を演奏する楽しみや、そのお客さんへの伝わり方の感触を経験できたことは大きかったように思う。

さて、公民館の締めで、主催者の方の一人が「イベントに参加する、というよりもイベントをみんなで作る、という意識でまた来年以降も皆様と一緒にイベントを作れたら幸いです。」というようなコメントをしていらした。「イベントをみんなで作る」みたいな言葉って学生時代以来久し振りに聞いたけど、確かにそういう気持ちって結構大事だな、などと何か改めて思ってしまった。大人ぶった気持ちもあり、どちらかというと「参加する」くらいの気持ちで望んでいた自分を反省する、というオマケつきの充実した一日。

2012年1月18日水曜日

お誘い

上司にお誘い頂き、今年、高倍率必至の 「すごい豆まき」@東京タワー に特別に行けることになりました。
わざわざスポンサーである上司のゲスト1名枠を使って「すごい豆まき」にお誘い頂けることは、俺は確実に嬉しいと感じていることなのだが、その嬉しいという感情を持っていることを、そんなに人に知られたくない、っていう心理状態。
こういった思考回路こそが、つまりはどうしようもない俺の数々の諸悪の根源であり、一方で俺という人間を形成する確実な何かである、ということをふと思いました。感謝。

2012年1月17日火曜日

ヒミズを見る

映画「ヒミズ」を見た。「愛のむきだし」「恋の罪」と来て、3作品目の園子温作品体験。
「恋の罪」と本作は強烈だった。両方とも映画を見ている途中で耐えられなくなり映画館から出たくなった。しかし同時に、「ここで見続けなければ」、という思いが同じくらい強く湧いてくる。そして留まる。映画館で見ないと駄目な映画だったな、と終わってから思う。家で見ていたら、途中で休憩・中断を何回もして、映画の意図と違う鑑賞をしていたと思うから。気分は優れないが。
引っかかりを覚える監督だ。遡って近々に「冷たい熱帯魚」を見たい。

俺は結局、なかなか商業との折り合いがつかず、この齢になってもフラフラしてて、プロとはいえんなとも思う。プロとアマの違いは、恋愛と売春くらい違う。アマは映画が撮れれば死んでもいいと思わねば、その情熱は結実しない。かたやプロは、この体で客をメロメロにし、マンサツはたいてでも抱いてみたいと思わせてこそ、プロフェッショナルな仕事と言える。
しかし俺が、言いたいのは、この二つの情熱は表裏一体で、同じ事なのだ。俺はまた新作を撮るが、間違いなく恋愛と売春の二つの精神を守る。どちらに偏る=譲る事なく。俺と、俺の映画とのズルイ駆け引きが始まる。俺と映画
それにしてもヒミズの宣伝は最悪だ。ポスターも予告トレーラーも最悪。トレーラーは一瞥もせずに映画館に行くのが良いと思う。帰宅してトレーラーを見てみたら、結末のシーンまで全部映り込んでいて最悪だった。近頃のトレーラーは劇場鑑賞者の鑑賞体験を損なう最悪なものが多い。

2012年1月16日月曜日

ベースの演奏

ベースの演奏が、年末から年始にかけて、何かの一線を越えられた気がする。
年末に何か手応えがあって、人からも良くなったと言われるようになったから、勘違いじゃないと思う。受験生時代に、意味も分からず物理の教科書とニラメっこしていて、半年くらいしたらいきなり物理の問題が解けるようになったときの感覚とちょっと似ている。

年末から年始にかけて練習を沢山したから得られたものではなく、ここ1年半くらいの間に色々とやってきたことが、たまたまその時期に繋がった結果なんだと思うし、そういうことがあるからこそ日々続けていかないと駄目なんだな、と改めて思った。今後も上手くなっていける小さな自信が音楽で得られたことを大切にしようと思う。

goodbye blue mondayの方もどんどん良くなっているし、それとは別に色々と演奏機会も増えそうなので、良かったらライブにも来てください。今のところ決まっているのは 1/22、1/26、2/8 です。

2012年1月4日水曜日

2012年 明けました

2011年はブログ更新がままなりませんでした。
三十路も間近となり、昨年は各方面から色々と絞られたこともあり、「ブログなんかでそんなもやもやした気持ちを吐露して満足してちゃ駄目だ」、という自制も手伝ってなかなか更新できませんでした。ブログは書けませんでしたが、おかげさまで1年前と比べると想定以上に飛躍することができたように思います。

昼間は仕事をし、仕事を上がれば音楽を本気でする、という生活は相変らず、「お前何者なの」という問いには歯切れよく答えられない状態が続いております。それでも着実に前に進んでいけている、という、自分自信の確信だけを頼りにこのまま己の生き方を貫いていくしかありません。

さて、ちょっと前からこの先、自分の音楽能力を高めるには耳コピをしまくるしかない、ということに気付きました。ベースの師匠にも「フレーズを採譜して、コピーをどんどんしなさい」と言われております。

しかし、ベースって普通に耳コピしようとすると音域が低すぎて聴こえない。
何となく聴き取れるけど合ってるか分からなくて、どうも腰が重くなりがちだったのです。
実は近々登場するR-Mixに期待していたのですが、それを待たずとも年末に耳コピの方法を確立できました。

DAWのピッチシフターを使って楽曲の音域を1オクターブがっとあげるだけです (その前にEQで低音域をブーストしておくと尚良し)。
そうするとベースの音が可聴領域の最も美味しい帯域に入ってくるので楽に聴きとれるようになります。今までのように、とりあえずコピーしてみたけれど、この音であっているんだろうか、っていう迷いはもうありません。はっきりと確信を持って聴き取れるようになります。

今日は朝からずっとこの方法で今度のライブでやる曲を採譜しておりました。
今年は特定のベーシストを3ヶ月単位くらいで深掘りしていくことをしたいと思っております。

それでは2012年、宜しくお願いします!