2010年12月8日水曜日

2010/12/08

宇多田ヒカルのライブがUStream中継されたんで、仕事しながらボケーっと見てました。
宇多田ヒカルという稀代のアーティストが提供する曲、詞、歌唱にも感心することは勿論、活動休止を発表して以降、昨日のステージまでの宇多田ヒカル本人を含むプロダクションチームがしてきた仕事のクオリティの異常な高さに感銘を受けました。

ステージでは異常にクオリティの高い演奏チームにとことん洗練された照明・ステージセット。
そしてUStreamによる中継をし、映画館とタッグを組んだライブビューイングを用意する手際の良さ。
ライブに向けオリジナル曲を含むベスト版の発売をし、Twitterによるファンと交流をしながら、YouTubeに特設ページを設けたり、と。

宇多田ヒカルを含むスタッフ総勢、「良い仕事しましたねー」という感じで、エンターテイメントに関わる全てのスタッフに対し、顧客満足度の何たるかを示す格好のケーススタディでもあったように思いました。

それから昨日は僕がUStreamでライブを見てきた中で一番満足度が高かったです。
あんだけ色んな人が見ると、大体繋がらなくなるとか、会場に適当にマイク置いた音質がそのまま入ってきたりして、がっかりすることが多いんだけれども、昨日僕はサブチャンネルの方で見てたんでちょっと画質悪かったらしいんですが、僕が見ていた1時間半くらい、ほとんど音声が途切れることなく良い音質でライブを楽しめることができました。
やることをやれば、聴くに耐えるクオリティが提供できることを、彼女のようなビッグアーティストが見せたことで、昨日の様な試みが今後爆発的に増えて行くことを確実に予兆させました。

ライブのあり方も、音楽も、何だかんだ言いながらも確実に変化している。
アーティストは古き良き時代への憧憬や固執を捨て、良いものを取り入れ、時代を前進させていくべきだというその姿勢を、彼女のステージは強烈に示してくれた様に思いました。