2010年11月3日水曜日

2010/11/03

色々な義務を放り投げて一週間パリ行ってきて、先日帰国しました。
美術館に行ったり(ルーヴル、オルセー、ポンピドゥ)に行ったり、街でショッピングしたり。
夜は、相方の知人で日本人ながらパリでフランス語を話しながらカメラマンをしている要さんの家に泊めてもらい、美味しいレストランを紹介してもらったり、と得難い経験をさせて頂きました。よく動き周った分、休憩にカフェにもよく行って、コーヒーを飲んでいたのでかなりカフェイン漬けになりました。

初日にルーヴルを一人散策しているときは思わず「ルーヴルやばいなぁ」と呟いてしまいました。
ルーヴル美術館に展示されているものは、それぞれの作品が、ある時代を、ある表現の歴史を代表する奇跡的なものなのなわけですが、そのような奇跡的なものを短時間に鑑賞するという体験に対して、あるいは、歴史的な流れを踏まえつつも前へ前へと表現を進化させてきた人類の情熱を目の当たりにし、なんだか震えてしまったことに対しての感想でした。
それにしても本当に作品の量が多くて、僕は作品の前で立ち止まることほとんどなく5時間かけて速足で館内を歩きまわって、やっとルーヴルの8割くらいの作品を見れたかな、という感じです。
鑑賞中、頭がびっくりしたのか、頭痛してきたんで休憩がてらルーヴルを出ると、そこには予期せず夕陽に包まれたセーヌ川があって、この国の人にはもはや当たり前の光景なんだろうけど、そのとき異国から一人で来た初日の僕には、何ともぜいたくに思えたものでした。

ルーヴルを始めとする美術館の中では、先生と生徒がリアルの作品を囲みながら授業あるいは討論している光景や、現代美術館に併設されている大きな図書館では膨大なアート・文学・哲学の本の中で一生懸命勉強している人達を見ました。
こうした高い芸術教育を感じさせる光景は未だに強く印象に残っていて、羨望や焦燥感を抱き、あるいは反動でやる気が湧いてきました。

それにしても、今回の旅行中は、睡眠サイクルは問題なかったんですが、胃や腸が終始時差ボケだったのか、絶え間無い空腹感が襲ってきて、ひたすら何かを食べていました。昼食とか食べても1時間くらいですぐ空腹感が戻ってくる。
僕は日本では小食気味で心配される方なので自分でも驚いた。
でもパリには美味いもんが沢山あって、食べたいものが沢山あったので空腹は全然困らなかった。
異国で新しい経験をしながら、よく動き、よく食べ、よく鑑賞する、ということができて健全であったと思います。

帰国してからは、仕事しながら空いている時間に、録音作業とバンドでリハを続行しています。
今は音楽の方は仕込みの時期が続いていますが、今やっている2つのバンドは共に確実に前に進んでいます。
今日はずーっとできなかった曲のベースラインがやっとできたので、こうして日記を書けました。
時間があんまり取れなくて日記を書けない時間が長かったのですが、振り返ってみると、日記を毎日書いていた時期の方が色々と調子が良かったようにも思うので、なるべく時間を作りたいと思っています。