2010年10月14日木曜日

2010/10/14

先週から立て続けに映画館に行って映画を見てました。大友良英のドキュメンタリー映画「KIKOE」から始め、同性愛の恋人を失くした男を描いた映画「シングルマン」、漫画から映画化された「大奥」と。大奥は原作を読んだことがないのですが、映画だけで言えば期待以上でした(奇しくもこちらも同性愛テイストあり)。シングルマンはまだ消化できてません。KIKOEに関しては、僕はつい最近から大友さんの音楽を追っかけているので、彼の90年代からの活動を時系列に知ることができた意味でよかったです。

今日は、ICCにてOvalのマーカス・ポップが来日して新作について語る講義に行ってきました。
Ovalは、電子音楽の走りとして90年代前半から音源を発表したプロジェクト名であり、数々のフォロワーを生んだが、2000年代初頭には、Oval Processingなるソフトウェアを発表。このソフトウェアを利用すれば誰でもがOvalっぽい音源を作れる、というものであり、電子音楽における自身の作家性について問題提起 (ソフトウェアを使えば誰でも作れるOvalの音楽における作家性とは何か、というような)。

そして今年、9年振りに発表された新作は、Oval自身が生楽器を演奏し、これまでのOvalの活動のメインであったソフトウェアの枠から飛び出すもの。本作は「ハイパー・リアル」というコンセプトを掲げつつ完成させた作品とのこと。結果、ソフトウェアを作らずともOvalらしい音楽ができ、一度は問題提起された「Ovalの作家性」について再び光を当てることとなった (この作品はOvalによってしか作り出せない、というような)。今日はマーカスがこういった解説を2時間に渡って行うものでした。ちなみに明日は、夜中に代官山UNITに行って生Ovalを体感する予定なり。

あと、ジョンレノン全作品のリマスター盤が発売されています。
Eleven Egressのメンバーはジョンレノンが好きな人が多く僕も大ファン。
分かりやすいくらい音が良くなってました。
レノンを知らない人はとにかくPlastic Ono Bandから聴くと良いと思います。