2010年8月18日水曜日

グルーブ2

音源を作るにあたって、ベースパートを録音しているのだが、なかなか上手くいかない。
何が上手くいかないかというと、ベース演奏のでグルーブが出ない、というところでつまづいている。

録音したあとで、ベースのみの演奏を聴いてみると結構聴けたもんじゃないことが分かったのが最近。
(他のパートと合わせると、そんなに気にならないんだけど。)
ただ、ぱっと想像してみるに、プロの演奏は、同じようにそのパートだけで聴いてもグルーブが出ているはず。
その領域に行くまでは次の曲の録音しちゃいかん、と思って同じ曲を何回も弾いている。

今の技量だと、少し複雑なフレーズを弾くと、そこでグルーブが一瞬止まってしまうことが分かってきた。
そこで、複雑なフレーズはバッサリ落として、グルーブを出すことを優先した簡略化したフレーズを作った。
プリプロダクションで作り込んだフレーズは、一応の片鱗はあるものの、とても簡単なフレーズになった。

簡単なフレーズであれば、弾き込んでいるうちに上手くなっていって、少しはグルーブが出せるようになってくる。
そこで改めて録音してみて、バンド全体と合わせたものを聴いてみると、複雑なフレーズをグルーブなく弾いていたときよりも全然良くなっていた。フレーズの複雑さを増してグルーブを犠牲にされた演奏よりもバンド全体で見ると良い。

こうやって取り組んでみて、フレーズの作り方のアプローチを次のように変えた方が良いんじゃないか、と思った。
1. ベースはまずグルーブを出すことを優先してフレーズを作る。
2. グルーブが出せている状態で、退屈な部分に対して装飾的にフレーズをつけていく。
今までは、グルーブが出せないから、音符を複雑化してベースの単調さをカバーする、というアプローチだったんだが、順序を間違っていたかもしれん。(最終的には、この延長でフレーズの複雑さと、グルーブが同居しているのが理想。)

演奏時は、今は次のようなことに気をつけている。
1.強調音符の出てくる周期に規則を持たせ、かつその規則のリズムがブレないように演奏すること。
2.小節の後半の音符に対する意識を疎かにしない。
3.切り音のタイミングを意識して聴くこと
※強調音符というのは、音符の強弱の強、または音程の不安定度が大きい音符。

8ビートでグルーブがある感じと言えば、Blankey Jet CityとかNumber Girlとか、クリストファーがいたときのくるりとかがぱっと浮かぶので、その辺の音源を聴きながら格闘中。
グルーブとかを考えるようになると演奏が楽しいですわ。