2010年8月31日火曜日

2010/08/31

最近ちょっと夏ばて気味かもしれない。
今年の夏は異常だし(今日熱帯夜の連続記録を更新したとかで、統計的にも証明されてしまった)、そのせいでクーラーを普段より長時間つけているのが良くないのかもしれない。とにかく、感覚がにぶってきたし、日中、体がダルい。
相方は仕事が佳境を向かえているようで、最近ほとんど家にいない。朝、僕が起きる頃に家に帰ってきて、すれ違いで寝るんだけど、僕が家を出るときには起きていて、同じ時間に家を出て仕事に行く、というサイクルで働いている。すげーな。
なので僕も色々と泣き言を言わず一人でなんとかするしかないのだけど、この体調はちょっとキツい。で、思いたって、夜久しぶりにワークアウトした。夜1時間くらいランニングして汗をかくという、それだけで大分すっきり。週2日くらいやらないとやっぱり作業の効率にも影響してくる感じがするので継続したい。走っている間に8月が終わった。

2010年8月30日月曜日

2010/08/30

夜まで雑務をこなしたり。
ちょっと作業に飽きたら、渋谷慶一郎さんの2002年からのブログを読んで、Tumblrにスクラップをしたりする。
渋谷さんが最近までほとんど毎日(!)日記をつけていて、僕はアーカイブをatakのホームページで読むんだけど、渋谷さんが手を抜かずに日々のことを記録していたので、1ヶ月分の日記だけでもすごい分量がある。だからまぁ、読んでいる、と言ってもまだ2ヶ月分くらいしか読めてないんだけど、頻繁にヒントが転がっているのでスクラップしながら読んでいる。

こうやって他の人が書いた日記を読んでいて、やっぱり僕も日記を継続しようと思った。
そもそも日記を書き始めたのも、モデルのTaoさんが約3年以上に渡って、頑張っている時期にも日記を書いていて、そのアーカイブを相方が読んでいるのを見て面白いな、と思ったのがきっかけで。
何か最近1日があっという間に過ぎちゃうんだけど、そこで思うことをどこかに残しておかないと凄くもったいない気がするし。
書くことで思考の整理にもることもあるし、まぁ他にも色々メリットがある気がしているので。
あと、告知のときだけ日記を書くっていう、告知の割合が大きいブログも何か寒いな、と思うとこもあって笑

夜は、音楽理論の勉強とか。昔やったところの復習なんだけど、2-5が終わって、ハーモニックマイナースケールの導入あたりで止まっている。スケールのコードを12key分、それぞれピアノで弾けるように練習しないと。。

2010年8月29日日曜日

2010/08/29

午前中は取り組み中のEleven Egress曲のベースラインを考えて、プリプロ用として録音源を作成。
午後から奥沢に行ってミーティング。
山本さんがドラムの音圧を上げるミックスで試行錯誤していたので、フィードバック。
今年中に、今ある曲のレコーディングを終わらせたいので、スケジュールの確認。
ジャケットの方向性とか、アルバムのコンセプトの話合いなど。
帰宅したら相方が、今の仕事の企画用に、創作料理を色々作っていて、美味しい夕食。
深夜にTSUTAYAで音楽理論用のノート買って勉強。

2010年8月28日土曜日

2010/08/28

朝9時半からブルマンのスタジオリハ。
木曜日に吉田邸で吉田にアドバイスを受けながらある程度ベースラインのアプローチを掴めたんだけど、今朝に起きたときに、きちんと新曲のベースラインが浮かんだのでそれをスタジオに持っていく。バンドで合わせてみても、ある程度はまった感触はあったので、この方向性でブラッシュアップしていこうと決める。
それから、リハ中にリズムの取り方のコツを教えてもらったら、「ギャンブル」を弾いているときに一瞬、良い意味で今迄と全然違う感じで曲にノれたので引き続き練習していくことにする。

終わったら、西田家に行って、バンドメンバーでひたすらWiiをやった。
マリカオカートとかボンバーマンとか超久しぶり。
案の定、僕が一番弱くて、今日もゲームにポジティブな気持ちを持つようなことにならなくて良かった。

帰宅してNHK Songwritersを鑑賞。
今週からゲストがライムスター。

ラップとの出会いは、いとうせいこう (業界くん) や 近田春夫。
日本語はラップに向いていないから、一語で意味のある言葉を探したり、英語は語尾の一音で韻を踏むことができるが日本語はそうはいかないので、英語よりちょっと前から韻を踏むとか、試行錯誤の連続だったとのこと。
「もっともミクロな視点に普遍的な何かが横たわっている」ということが、ヒップホップの伝搬力を支えている、と考察していた。

歌詞を書くときに気をつけているのは、口に出していい言葉のつらなりであること。
(これによって、グルーブが生まれるから。) あとは、日本語として理解できる内容であることと、自分が歌って内容が嘘がないこと。

新作「マニフェスト」を作るときに、自分がリスペクトするシンガーたちに聴かせることができるかを問うこと、エゴを捨て作品のために奉仕する、ということを心掛けた。

「現実を描くということに関してはロックはラップに負けてしまう」 (by アジカン・後藤) という発言に対し、情報量が多いが故に表現しずらい情緒もあるし、逆にラップは説明できてしまう。説明的すぎるばあいもある。行間を埋めてしまうこともある。という点を指摘していた。

2010年8月27日金曜日

Blank Museum 2

Blank Museum 2日目。
今日のテーマはBlue。ポップな言葉である。インスタレーション担当は、渋谷慶一郎さんと相対性理論のボーカル・やくしまるえつこさんという、この分野では良い意味でポップな2人。ポップな印象が強いこの日の当日券は当然のようにほとんどなかったそうだ。

デレク・ジャーマンの映画「BLUE」をテーマにしたインスタレーションだった。
時間の都合上、「BLUE」の原美術館での上映には行けないことが分かっていたため、予めYouTubeで予習していった。世界観、雰囲気とも独特な映画で、この世界観から何日か抜けられないでいる。

以下、Wikipediaを中心に「BLUE」について簡単にまとめておきます。

デレクジャーマンは、イギリス・ミドルセックス州出身の映画監督、舞台デザイナー、作家である。80年代にザ・スミス、ペット・ショップ・ボーイズなどの、ロックミュージックのPVを手掛ける。自らがゲイであることを公表し、1986年にHIVへの感染が判明。1994年にエイズにより亡くなった人である。
結果的に彼の遺作となったBLUEは1993年(死の前年)に制作された、自らを蝕んだ病エイズをテーマにした作品である。

製作時、エイズによる合併症の末期状態にあったジャーマンは、ほぼ盲目であったという。
画面全体を覆う青の色彩をスクリーンに投影したのみの作品であり、サウンドトラックとして、ジャーマンの思索と生涯をつづった散文の朗読とサイモン・フィッシャー・ターナーの音楽が映像に添えられている。

映画の最後には印象的な次のようなナレーションが挿入される。
In time,
No one will remember our work
Our life will pass like the traces of a cloud
And be scattered like
Mist that is chased by the
Rays of the sun
For our time is the passing of a shadow
And our lives will run like
Sparks through the stubble.
I place a delphinium, Blue, upon your grave
※全ナレーションBLUE : Text of a film by Derek Jarman (1942-1994)

インスタレーションは原美術館の中庭で、19時くらいからスタートした。
中庭にはピアノと、ブルーのライト。
そこに映画「BLUE」のナレーションがかぶさってくる。
ブルーの光の中で、「BLUE」のナレーションを聴く。映画と変わらない。

開始10分後くらいに館内でBlueをテーマにした展示が開始され、ブルーの光に身を預ける。
この間も映画のナレーションは続行されている。
再び中庭に戻り、30分くらいしたら渋谷慶一郎さんが登場。
Blueのナレーションにかぶせて、ピアノをかぶせていく。

プリペアードな演奏から始め、そのあと鍵盤を叩き始める。(100%即興だったらしい)
音楽に強烈な映像が浮びあがる。
あてもなくうみを表流する人…深く潜る…さらに深く 深くへと…底につく、あるいは、水面に戻って…流れに身を任せていこうという自覚をもって流され始める…

50分くらいしたときにやくしまるさん登場。
ピアノとナレーションに、さらにナレーションの日本語訳をかぶせる。
映画終了と共に、渋谷氏と相対性理論共作の曲「BLUE」にながれこむ。この瞬間、美しい流れであり、美しい曲だった。

生で聞いてから好きになった音楽は多い。
音楽は場を選び、場とのセットで初めて本来の威力を発揮することも多い。
特にJazz、ノイズ、クラブミュージックはその傾向が強いように感じる。
ノイズや、今日聴いた種類の表現は、生で聴くという体験がなかったら、これほど好きになっていないと思う。
足を運んで色々体験することが良い方向に出た感じでした。

2010年8月26日木曜日

Blank Museum


原美術館にて行われているBlank Museumにて、灰野敬二さんとJim O'Rourkeさんのライブを見てきました。前衛音楽家として有名な灰野さんだが、僕がライブ行くのは今日が初めてでした。

最前の場所が取れたので、よく見ることができた。1時間かけて、1曲をやるというスタイル。
ジムさんがいつも通りアコースティックギター。灰野さんはハーディガーディという楽器を利用しながら、ノイズ音楽を奏でた。

灰野さんの楽器は、初めて見る楽器だったので、終演後に灰野さんに「これは何という楽器ですか?」、と尋ねてみたら(不勉強甚しいのだが、、)、親切にも色々説明してくださった。
ハーディガーディは12世紀に作られた西洋の楽器。
ギターのような形なんだけど、ハンドルをギーコ、ギーコと回して発音させる。音程は左手でペダルのような指置きに指を置いて音を出す。24、5のときにクラシックのレコードで、その存在を知って欲しくなったとのこと。お金の関係で手に入れたのは1995年とか。

そして、ラッキーなことに、目の前で実際に演奏を見せてくれた。近くで見ると想像以上にメカニカルな楽器だ。
ライブでは灰野さんが平均律から外れた音をずっと鳴らしていたので、うっかりそういう音しか出ない楽器なのかと思ってしまったが、これは灰野さん自身が、「禁断の8箇条」の奏法で出してわざと外しているとのこと。そりゃそうか。西洋の楽器だもんな。

他にも話してくださって、「今日の音楽は演奏前に打ち合わせとかしたんですか?」と聞いてみた。
そしたら、「ジムとは何十回もやっていて、セッション前にはもう何も決めていない。ジムと話したことはと言えば、美味しい蕎麦を食べたい、とかそういうことかな(笑) 今日も会場の雰囲気を元に音楽を構築して。映像的にしようかな、とは途中で思ったけど」とのことでした。それで、あのクオリティの1時間を作れちゃうのか。すごいなぁ。

僕と話しながらもスタッフの楽器の扱いに目を光らせていて、ちょっと粗末に扱おうものなら走っていって注意していた。
楽器を本当に大切にしている姿は見習いたいと思った。

それにしても映像的な音楽が奏でられたセッションだったなぁ。
聴きながら目に浮かんだ映像のメモの断片。
夏…セミの鳴き声を見あげると、青々と繁る葉の間から、それでも顔を射すような木漏れ日
葬列…先導は坊さんの長い隊列の白。汗だくの人々の間をゆっくりと通り過ぎてゆく。
メリーゴーランドからの回転する世界。目がわずかに捉えるのは、僕に迫る光。夕陽が途切れ途切れに。
世界は突然止まる。余韻が続く。
映像と、ぼんやりとした音の記憶が残ったそんな夜。

2010年8月24日火曜日

バンドの更新情報を増やす

今まで、Eleven Egressのバンドとしての情報を発信するブログがあったが、色々話しあってそれを廃止した。

バンドのブログは、以下の性質上、書くハードルがあがってしまう。
  • バンドとしての発言となるため、個人の発言に制約が効いてくる
  • ブログ自体が個人にせず、実体のない組織(バンドという人の繋がり)に帰属している

この制約もあってか、今迄バンドのブログがライブ更新くらいしかされず、ほとんど機能していなかった。
だが今は、バンド総量のアウトプットが増やした方が、自分たちのためにも、周囲から見ても良いはず。
個人ブログには、メンバーそれぞれが文章を書いているので、 Eleven Egressのホームページ上で、各ブログのRSSフィードをまとめたものを表示し、3人の発言をまとめて見ることができるようにした。

このように、複数の情報リソースをまとめるときに便利なのが、Yahoo Pipes。2006年くらいにリリースされてから情報収拾や、情報発信のツールとして、僕はこの技術にかなりお世話になっている。「Yahooってエンジニアリングの面でもクールだ!」ということを思っていた時代だったなぁ。

そんな雑務をこなして1日がスタート。

追記: 後日思ったが、Flickrも利用しているし、Friend Feedに集約するのが良い気がしてきました。。

ライスワークとライフワーク

ライスワーク(食べていくための仕事) とライフワーク (自分が本当にやりたいこと) という言葉がある。

今、僕にとって、音楽はライフワークである。ライスワークは別にある。
ただ、最近、ライフワークのスタンスで音楽をやってきて、もっと良いものを作りたい、という欲求がどんどん高まってくる。できる限りのまとまった時間が欲しい。ライスワークにかける時間をぎりぎりまで減らしたい。
多分以下をちゃんと考える必要がある。

  1. ライフワーク自体の収支を改善すること。
  2. ライスワークをライフワークに近づけていくこと。


2については、まだ考え中なのだが、ひとつだけ言えることは、俺はライスワークの選択が下手。
あまりに安全牌を選びすぎ。手に技術持ってるんだから、もっと全然冒険できる。

1についてだが、まず、以下の事実がある。

  • 近年の音楽業界の傾向として、得られる収入に対し創作物(音源) そのものから得られるお金はどんどん減少している。YouTubeの普及などで。
  • 音源を持っている人数よりもかなり多くの人が自分たちの音楽を何曲か知っている、という状態がある。
  • 認知してもらうコストは激減している。音源持ってないけど、アーティストは知っている、というケース。ライブの対バンドでお客さんをつけられれば、そのままライブの集客が増える。→ 創作物そのものよりも、2次的な創作物 (例えばライブ) からの収入の割合が増えている。

こんな状況下ですべきことは次のことなんじゃないかな。

  1. ポートフォリオを作ること。(良いものを! たくさん!)
  2. 少なくとも、自分たちに興味のある人たちに対して創作物を届けられる状態にしておくこと。(オンライン強化)
  3. ライブのクオリティをあげること

こないだ、残響レコードの社長が書いた「音楽ビジネス革命」っていうのを読了して印象的だったのが以下のライン。
音楽活動においては、アーティスト本人にできることはたくさんあります。フライヤー(チラシ) を1枚でも多く配ったり、誰かにデモ音源を渡して聴いてもらったり、ライブ会場に足を運び勉強したり、楽器店で楽器を研究したり、他のアーティストのCDを研究したりと、やれることはたくさんあります。
御託は以上。
一番大切なのは、持っている時間内で、やりたいことをトコトンやることな。
この点は、俺の相方の方が凄いじゃないか、最近。

2010年8月21日土曜日

くるり

ブルマンのメンバーがくるりが好きなこともあり、YouTubeで動画を見たり、音源をチェックしたりしてる。
今、これまで出されたアルバムを聴き返しているんだけど、今更だが良い。
好きな曲は色々あることが分かってきたけれど、Guiltyがすごく好きです。
この曲の途中からがらっと景色が変わるとこがあったから、くるりの全音源を聴き返しているところがある。



くるり熱があがってきているのとタイミングを合わせたかのように、今日はNHKのSongwritersで岸田繁さんの最終回だった。
今日はワークショップで、学生たちが四行詩、八行詩を作っていた。
一行目をくるりの歌詞で始めて、学生たちが自由に詩をつけていきながら歌詞を広げていく。
岸田さんは、学生たちから出てくる詩の中から良さそうな詩をピックアップして四行詩を完成させる役。

その選定している様子は面白かった。「ここは、起承転結の承だから物語をさらに進める感じのこの詩が良さそうだ。」「ここでこんな飛躍があると面白くなるなぁ」とか。
できた詩は、色々な人で作ったおかげで、詩の中での発想の飛躍がすごかった。でも、選者の岸田さん基準だから、突飛な詩ではない。こういう作り方は普通に取り入れても良いと思った。

全然関係ないけど、この番組の佐野元春さんの司会が面白いなぁ。
やっぱ視点が作詞作曲家の視点で質問するから、コアな質問が多い。
でも、あんなに頻繁に眼鏡をかけたり外したりするやつが身近にいたら絶対突っこむけどね。

2010年8月20日金曜日

麻布十番祭り

初めてちゃんと屋台通りを歩きました。
例年通り人の量が尋常じゃない。活気がすごい。

皆が来る理由が分かりました。
屋台のクオリティがとても高いっす。
全国各地の食べ物を供する屋台で溢れていて、それぞれがすごく美味しい。

1日じゃ食べきれないから、3日やってるんでしょうか。
こんな祭り、あんまないんじゃないですかね。
22日までやってますので、行ってない人はぜひ!









場所:3丁目,港区,日本

2010年8月18日水曜日

グルーブ2

音源を作るにあたって、ベースパートを録音しているのだが、なかなか上手くいかない。
何が上手くいかないかというと、ベース演奏のでグルーブが出ない、というところでつまづいている。

録音したあとで、ベースのみの演奏を聴いてみると結構聴けたもんじゃないことが分かったのが最近。
(他のパートと合わせると、そんなに気にならないんだけど。)
ただ、ぱっと想像してみるに、プロの演奏は、同じようにそのパートだけで聴いてもグルーブが出ているはず。
その領域に行くまでは次の曲の録音しちゃいかん、と思って同じ曲を何回も弾いている。

今の技量だと、少し複雑なフレーズを弾くと、そこでグルーブが一瞬止まってしまうことが分かってきた。
そこで、複雑なフレーズはバッサリ落として、グルーブを出すことを優先した簡略化したフレーズを作った。
プリプロダクションで作り込んだフレーズは、一応の片鱗はあるものの、とても簡単なフレーズになった。

簡単なフレーズであれば、弾き込んでいるうちに上手くなっていって、少しはグルーブが出せるようになってくる。
そこで改めて録音してみて、バンド全体と合わせたものを聴いてみると、複雑なフレーズをグルーブなく弾いていたときよりも全然良くなっていた。フレーズの複雑さを増してグルーブを犠牲にされた演奏よりもバンド全体で見ると良い。

こうやって取り組んでみて、フレーズの作り方のアプローチを次のように変えた方が良いんじゃないか、と思った。
1. ベースはまずグルーブを出すことを優先してフレーズを作る。
2. グルーブが出せている状態で、退屈な部分に対して装飾的にフレーズをつけていく。
今までは、グルーブが出せないから、音符を複雑化してベースの単調さをカバーする、というアプローチだったんだが、順序を間違っていたかもしれん。(最終的には、この延長でフレーズの複雑さと、グルーブが同居しているのが理想。)

演奏時は、今は次のようなことに気をつけている。
1.強調音符の出てくる周期に規則を持たせ、かつその規則のリズムがブレないように演奏すること。
2.小節の後半の音符に対する意識を疎かにしない。
3.切り音のタイミングを意識して聴くこと
※強調音符というのは、音符の強弱の強、または音程の不安定度が大きい音符。

8ビートでグルーブがある感じと言えば、Blankey Jet CityとかNumber Girlとか、クリストファーがいたときのくるりとかがぱっと浮かぶので、その辺の音源を聴きながら格闘中。
グルーブとかを考えるようになると演奏が楽しいですわ。

2010年8月17日火曜日

エッセンスの抽出

継続な活動には、活動を継続する為(食べていくため)の資本が必要である。
企業でもそうだし、音楽活動をしていくにあたってもそう。
お金を何がしかの形で得ていないと、継続することはできない。

そのために
1.その活動以外の労働から資本を捻出する
2.活動そのものから資本を捻出する
のどちらかを選択することになる。

勿論2が理想的だ。
でも、これができるケースはまれ。
大抵は1に甘んじるしかない。
要するに、活動そのもの以外の労働、雇われ仕事なんかで捻出した資本を活動そのものに投下する。

とは言え、やりたいことがあり、その質を上げたいのならば、2から1へパラダイムシフトする必要がある。
そういうとき、シリコンバレーのスタートアップならこう考える。
「活動そのものの規模をできる限り小さくしてスタート。」
つまり、やりたいことの本質的なエッセンスだけを取り出して、そこに注力する。

例をあげてみる。
ベンチャー企業がインターネットメディアを作るのであれば、現在売れているインターネットメディアの規模感を真似しようとしてスタートするのは良い選択ではない。それだけの開発コストを調達できないからだ。

そこで、人気が出ているインターネットメディアのエッセンスを抽出する。
それからそれと同じ位の粒度のエッセンスをもう1つ以上見つけて掛け合わせて小さなコンセプトを作る。

ただし時点では、作られたコンセプトの不確実性が大きい。
そこで、まずはそのコンセプトを具現化したプロトタイプを作る。このプロトタイプも作り込み過ぎないことがポイントである。
例えば、ソーシャル性を意味なく追加したくなったとしたら、その機能がエッセンスでない限りは容赦なく切り捨てる。
そうやってできた最小機能のものをリリースして、市場の反応を見る。その上でイケると分かったら、そこに注力する。
イケているなら次第に多少の資本が入ってくるはずだから、活動は加速させていくことができる。

僕は最近、こういった流儀を知って、曲作りに活かせないかと思った。
例えば、こんな風になるだろう。
良いと思った音楽のエッセンスを分析によってできる限り小さな粒度で抽出
→ 4つくらいのエッセンスを掛け合わせてデモを作る
→ イケそうだったらバンドで鳴らしてみる

2010年8月16日月曜日

買収

4年半在籍していたベンチャー企業がYahooに買収されたことが発表された。

思い返せば、会社が10人もいない小さなオフィスでジョインして、何も分からなかったけれど、技術本を手当たり次第読みながら必要な技術はどんどん吸収して、色々なものをリリースした。完成度は低いけれど、それでも仕上げることと、自分のコンセプトが反映されていたことは確かだった。
そのうち、会社が少しずつ有名になっていって、いつの間にか優秀な人が集まってきて、気付いたら多国籍な企業になっていた。途中からジョインした人たちは自分より明らかに優秀なんだけど、それでもある分野については自分も渡り合えるので、教え合いながら皆でプロダクトの質をどんどんあげていった。いつの間にかその企業は大きな会社に買収されるくらいのレベルになっていた。

自分は当時全力で働いていた、ということが胸を張って言える感じ。
こういうことが何事にも大事なんだと思う。

渋谷さんとかも言っているけれど、「アーティストやクリエイターとしてやっていきたいのであれば、急がば回れで、これでけなされるならそれで構わない、という作品を作ることと、それを続けることだけが重要だと思います。」

やりきること。今やっていることもまずはそこから。

2010年8月15日日曜日

ブルマン

ブルマンの練習。 今やっている新曲が良い感じになってきた。
ブルマンはアイディアをとにかく沢山出して、それから曲をまとめていくというやり方だ。こうやって1曲にどんどんアイディアを投げていくと曲に奥行きが出てきて良い。
新曲へのベースラインの方向性が決まった。しかしまだフレーズができていない。フレーズは作り続けているうちに、確信を持ったものが必ずでてくる。そこまで根気良く色々試すことが大事だ。
スカイプでメンバーに色々教えてもらったり、意見交換をしながら、作業を進めている。プロツールス、録音は普通にできるようになったが、もう少し使い方を勉強しなきゃな。

2010年8月14日土曜日

2010/08/14

朝から録音の続きをやって、奥沢MTGへ。
コーラスワークの確認や、グルーブについて話し合う。
夜は生姜焼きを作って食べながらNHKのSongwritersに岸田繁が出ていたので見た。
それからブルマンの新曲のフレーズ作り。吉田くんが作った新しいイントロをもらったが良い感じだ。

2010年8月13日金曜日

音源を聴きあさる

ビビっときたベースライン
Close to you (from the album "All kinds of people" ) / Jim O'rourke
Light in Darkness (from the album "Technodelic") / YMO
Weekend (from the album "Zazenboys4")/ Zazen boys
Asobi (from the album "Zazenboys4") / Zazen boys
Honnouji (from the album "Zazenboys4") / Zazen boys

ビビっと来た曲
Harrowdown Hill (from the Album "The Eraser") / Thom Yorke
Atoms for Peace (from the Album "The Eraser") / Thom Yorke
00:00:00 / 口ロロ

夕方から夜にかけて友人と飲んだり、ここ1ヶ月のもやもやについておもいっきり話し合った。

2010年8月12日木曜日

グルーブ

ベースでグルーブが出てない、ということで録音テイクを差し戻しをされて、グルーブについて色々考察を始めた日。グルーブは、フレーズと演奏能力、それに音色の掛け合せで表現される。

1. グルーブは規則性のあるフレーズの繰り返しの中で感じることができる。
一定の単位がないとノレない。
2. 一定の規則性を出すためには、まずジャストのタイミングで音を出せるリズム感を身につける。その上で、ジャストに対して微妙にズラすことで、独特のノリを表現できるようになる。

特に2が難しい。
まず、細かいフレーズでやっぱりリズムがヨレる。それから、8ビートでノリが出ない。
同じ曲を毎日10回以上弾いてるのだけれど、全然満足するテイクが取れない。
でも、ここ乗り越えないと、ベーシストとして駄目だと思うので、結構時間がかかるだろうけれど腰を据えて取り組む。今はベース演奏能力を高めることを徹底的にやっておかないと。

2010年8月11日水曜日

理系脳と文系脳について考え出す

ぐっさんがバンドのホームページに日記を書いた。良い感じだ。(奇しくも、僕もお昼に外にでた瞬間に良い天気だな、と思ってすかさず何枚か写真を撮影していた。iPhoneが新しくなってから、カメラの性能が良くなって写真を撮影するのが楽しくなった。良い構図を探すのが楽しいです。ただし、昨日の写真に関しては、ぐっさんの撮影した写真の方が良いと思いました。)

ぐっさんの文章を読んでみて気付いたことをいくつか。
ザ・文系の文章である。文体はドストエフスキーっぽい。抽象性が高い。文章が長いが言っていることは少ない。(要約するとこんな感じでしょう? ↓)
夜勤明けに空が綺麗だったので家に帰ってカメラを持ってすぐに多摩川に引き返しました。
見るほどに引き込まれそうな空。思わず携帯を取り出し写真を撮影したのですが容量不足。今度SDカード買わなきゃ。
なるほど、落ちはついているけれど、言っていることは少ない。ただし、目の前で起きている事実について、読み手の想像力が膨らむように言葉で豊かに広げている。こういうところは惹かれる。
それから、作家の視点は、文章開始から終わりまで時間的にも空間的にもほとんど動きがないことも特徴だ。定点カメラからの世界。僕だったらすぐ文章の中で動きを入れたくなっちゃうだろう。

この文章を読んだあとちょっと考えました。
1.「何々があった」、という文章を書くのは書きやすい。
2.「何々と思う」という文章を書くのもさほど書きにくくない。
3. それを一段レイヤーを上げて、見たこと、聴いたこと、鑑賞したことなどについて、個人の感覚のみを頼りに感じたことを広げていく文章は書くのが難しそう。

1,2,3の苦手意識は人によって違うだろう。3が得意で1が苦手な人もいるだろうし。
でも芸術活動って実は3だよな。少なくとも僕が好きなものは、理系的な考え方のみでできたもの、方法論の混ぜ合わせによってのみ作られたものではない。そういったものに加えて、豊かなストーリーなりイメージなりを喚起するものであって欲しいと思う。
文系脳、と呼ばれるものがあるのだとすれば、ぐっさんの文章は文系脳から抽出された要素の純度が高い。僕は理系文化にどっぷり浸りすぎてしまって、理系脳で物事を捉えがちなところがある。このことは僕の作るものや生き方にも過度に表れている。こうした文系的な物事の捉え方、理系的な物事の捉え方についての考察は引き続きしていきたい。

夜はブルマンの練習。
練習後に吉田くんが、バンドのコンセプトについて彼の思いを書いた紙を皆に配布した。A4にぎっしり4枚。今朝書いたそうだ。(内容についてはここで書くことではないので詳細は控えますし、写真も引きで撮影してます。) 吉田くん自身の口でも内容を説明してくれたが、家に帰ってからもう一度じっくり読んでみた。僕もメロディと作家性について最近考えていたこともあり、シンクロしている部分があった。

「コンセプトを共有→議論→更にコンセプトを深めていく」、という過程は協働作業の醍醐味のひとつである。とっかかりとして、こういうことをパッとやれちゃうところは素晴しいと思う。

2010年8月10日火曜日

大友良英さんのライブ

高円寺のShort Boardで行われた大友良英さんのライブを鑑賞(この日は大友良英+山本精一+JOJO広重の演奏)。
ノイズやフリージャズのライブは先輩の河野円さんのライブ(山本逹久さんとの演奏など)に行ったりしていたので初めてではないが、エレクトリックなノイズものを生で聴きに行くのは初めてだ。ブルマンがこういう種類の音楽に影響を受けた曲を作っていたこともあり、興味が再燃していた良いタイミングだった。

ライブはツーステージの構成で、1ステージ目は、1人もしくは2人で演奏。2ステージ目は3人により演奏された。
演奏者はハウリングのしやすいホローギターをメインに利用していた。どんなエフェクターを利用していたかは、写真を見れください。ビートはなくひたすら爆音でノイズが鳴り続ける音楽で、勿論ノイズを出す機材や組み合わせ方にはセンスや技術があるのだが、ポップとは言えないし、ある意味で高円寺という街で演奏されるのにふさわしい音楽という感じがする。こういう種類の音楽を、お客さん100人ぐらいがじっと聴き、20分くらいの曲が終わる度に大きな拍手が起きる感じが、まだこうした音楽の鑑賞に慣れていない自分からすると不思議な感覚だった。勿論、音楽そのものは格好良いとは思う。

ノイズ系の音楽を聴いているときによくある体験なのだが、長時間聴いていると僕は次第に内省を促される気持ちになる。演奏者に熱が入れば入るほど (演奏者は終始うつむきで演奏していた)、僕は冷静な自己分析のモードに入った。あらゆる種類の音階が混った音は、ちょうど、あらゆる種類の波長の光が混じっているホワイトライト(白色光)をイメージさせる。そういう光なり音楽なりを体験していると、意識は自己の方に向かいやすいのかもしれない。スタンリーキューブリックの映画に出てきそうな、時間が止まったような眩しい白色の世界をイメージさせる。ライブが終わったあと、家に帰るときの感覚。外界で聴こえるあらゆる音に、何となく意味があるのかと問う感覚は、ノイズミュージックを聴いた後特有の体験だと思う。

なんだかんだ言ったけれど、また見に行きたくなってしまったな。今日はライブが終わったあと、大友さんが「耳が聴こえない」とか言っていて何か面白かった。僕もです。

HP更新

Eleven EgressのHPを更新した。
情報量が少ない割に、ページが細かく分割されていて、見る人に優しくないなぁ、と思っていたことがきっかけである。CSSとガッツリ取り組む時間は流石にないので、デザインがイマイチなのが口惜しいのだが、ページは1枚とシンプルにし、その中で情報を必要十分に表示すること、情報を構造化をし、内容の把握しやすくすることを心掛けた。
作り直してみて、コンテンツが如何に不足しているかが分かる。アウトプットを増やしていかねば。

2010年8月9日月曜日

Rec

ボーカルテイクを録音するために、マイク類を購入しに渋谷のイケベ楽器店へ。
コンデンサマイクが欲しいなぁと思っていたが、実際に見てみると高価だし、今はプリプロダクションに活かしたいだけで音質は我慢できる部分なので、定番のShure SM58-LCEとマイクスタンド等を購入して帰宅。

帰宅して、Eleven Egressのコーラスを録音した。
コーラスを歌っていて気付いたのだが、やはりこのバンドの楽曲は歌詞が覚えづらい。
歌詞中では何らかの描写はしてあるのは分かったが、イメージが喚起されづらいのか、コーラス録り中に何度も歌詞を間違えて何回も録り直した。
今日はサビの主旋律の3度下を中心に歌うというオーソドックスなコーラスをつけただけなので、音程の当て方とか入れる場所を工夫していこうと思う。コーラスのアプローチって今出てる音源を研究するしかないのかな。何か書籍でまとめられていたりするのだろうか。ちょっと探してみようかな。3時間くらいやってると声が涸れて作業ができなくなるので、歌い方にも問題があるということなのだがこれも改善していきたい。

明日はライブを見に行きたかったので、多めに作業をしようと思い、他にもベースを録り直しを1曲 (リズム感をもっと鍛えねば)、バックトラックにメロディをつける作業を1曲録音した。
プリプロダクションでは、パンチイン・アウトしまくりなのだが、本チャンの録音は1曲通してパンチイン・アウトなしで弾くことを心掛けているので、結構時間かかる。

クリエイターとしては、インプット(学習)はとても大事だが、今はポートフォリオを作成するためにもアウトプットにまずがっつり時間を取ることを優先する意識と、実験精神を旺盛に保ちチャレンジしていく心構えを引き続き大切にしていきたい。

2010年8月8日日曜日

記録を残すことについて

奥沢にてEleven Egressバンド会議。
各自、制作物の持ち寄り、批評会と、その他話し合い。
スタジオではできないが、制作物に反映できるアイディアや、制作物に対するコメント・アドバイスは山のようにあり、スタジオ練習だけでは完結しない部分が制作にはかなりある。その問題意識から、ここのところバンド会議が継続されているのだが、このおかげで制作物のクオリティがかなりあがっている。

今日は、歌詞というテーマまで踏み込んで話すことができた。
歌詞が聴き手に伝わっていない、分かりづらい、という共通の問題意識がある。
まずは、次回のバンド会議から、各自がお気に入りの歌詞を持ちよりながら、歌詞について議論しやすい空気を作ることから始めることにした。

このバンドの歌詞の特徴として、創作者が発見した真理や思いを伝えるときに、それをそのままの言葉で、分かりやすい言葉へ置き換えをすることなく歌詞としてしまっている、ということがある。でもそういった難しいことや、抽象的なことを、そのままの言葉で伝えようとするのではなく、情景の描写や場面の描写にパラフレーズし、聴き手に伝わる言葉に直していくことが歌詞を作ることなんじゃないかな、と僕は最近思っていて、そういうことをバンドメンバーに伝えた。

今日の打ち合わせでは、窓の外に鳴いているセミの声を山本さんが突如MTRでレコーディングしだして、それを音源に反映しよう、と提案する場面があった。それから、普段からすごい読書家の山口さんがドストエフスキーとかを読んで、気に入ったシーンのメモとそこに対する考察を見せてくれた(そのメモ、考察がかなりしっかりしたものだったこともあり、僕ももっと本読みたい、読まなきゃ。と思うことができて良かった)。

こういう場面に触発されて思ったんだが、普段日常で生きていて、僕らは何らかの消費行動や、生産活動をする。その過程で色々なことに気付いたり、色々なことを思ったり、色々なものを目にしたり耳にしたりする。本を読んでいれば、あ、良いな、と思うフレーズに沢山出会うだろう。こうした、少しでも良い場面に出会ったら、心に止めておこう、とか感動しっぱなしにするのではなく、その場でどんどんメモに残していくべきなんじゃないかと思った。感動する理由はその場で分からなくても良い。あとで分かることも多いだろう。でも感動したこと、心が動いたことについて、そもそも忘れてしまうことはなるべく避けたい。

例えば今日TBSの情熱大陸で料理人の目黒浩敬さんの料理を食べたいと思ったことや、昨日のNHKのSongwritersで鈴木慶一さんを見て心動かされたことは、メモしておかないとすぐ忘れてしまう。でも多分1年後にもう一回見ても心が動く何かがそこにはあって、心が動いた事実、場面をメモしておいて、どこかのタイミングでその理由について思いを馳せることは大事なんじゃないだろうか。

小まめに記録しながら、鑑賞をより自覚的な行為とし自分の創作に生かすべく、カメラ・メモ帳・録音機をすぐに手に取れるところに置きながら暮らしていこうと思った。

2010年8月7日土曜日

2010/08/07

昨日に引き続き、既存曲に対するメロディ作成の続き。
朝からやっていたのだが、どうしても出てこなかったので、メロディを音階やピアノで考えるのを止めて、ギター持ってコード弾きながら、John LennonのInstant Karmaの歌詞で歌いながら曲にメロディをつける、という作業をしてみた。
そしたら意外に上手くいって、面白いつかみのメロディが出てきた。
これでとっかかりができたので、寝かせながら発展させて完成に持ち込んでいこうと思う。

夜、ブルマンの吉田くんから連絡があって、こちらの音楽活動も面白くなっていきそうで本当に楽しみだ。

2010年8月6日金曜日

メロディ

前にライブでやった曲でメロディが今一の曲があるので、作曲者は山本さんなのだが、引きとってメロディをつける作業をした。かなり時間をかけて向き合ったのだが、使えるメロディが全くでてこず、全然完成しないので引き続き明日もやる。

1時間くらい考えたら、ちょっと休憩して、他のアーティストのメロディの作り方を参考にするために、曲を何曲か聴く。
メロディは何の楽器をやっていても向き合わざるを得ない音楽の一要素である。
曲のメロディを引きたてるための演奏をする、という曲単位のメロディもあれば、各楽器においてフレーズを魅力的なものにするという楽器単位でのメロディもある。各楽器の演奏者はメロディを考察し、作るという意味で、メロディには音楽家のアイデンティティとも言える要素が見え隠れする。
それぞれの人には、それぞれ作るメロディにくせがある。

歌メロディでいうと、例えば音符の数を多めに詰め込む人や、フレーズとフレーズの隙間を思いっきり作る人もいる。
動き方、リズムの使い方にも癖が表われる。コードに対する音符の置き方にも癖が出るし、4小節のフレーズなら、その中でのメロディの起承転結の作り方も人によって違う。これだけ、音楽が生み出されながらも、個人によってメロディのアプローチが確実に違うということが僕には非常に面白く、音楽を聴くのを楽しくしてくれる。

例えば邦楽だと、藤原基央や野田洋次郎のメロディは自分の中からは絶対でてこない譜割の種類のメロディでもあり、主張の強い骨太のメロディでもある。揺るぎがなくてすごく才能を感じさせる。永積タカシのコードとメロディ音程の関係性は僕には絶対ない感覚だ。譜割も特徴的だと思う。桜井和寿はメロディ中心で、多分コード聴いてメロディ作ってないが、骨太のメロディを作る。
あと、ここ何年かJazzを聴いてきたなかで、最近ようやくJazzに耳が馴染んできた。マイルスのマラソンセッションとか、かなり楽しんで聴けるようになってきたので、Jazzからもメロディのアプローチを学べる。

歌を作るとき、フレーズを作るときは自分が心の底から歌いたい、演奏したい、と思うフレーズを見つけることが大事だ。
だからこそ研究して、曲に新鮮さを出す努力をし続けなければならないと思う。

2010年8月5日木曜日

2010/08/05

ベースのブリッジが壊れたので、お茶の水に行き部品を購入し帰宅。

修理してから、ブルマンのまだコピーしてなかった曲のベースのコピーを続けた。
ブルマンの佐藤くんのベースラインはコピーしていて本当に勉強になる。
まず、単純なコード進行に対しても、複雑かつ、綺麗なベースフレーズを作りこみ、1曲を飽きのこないように演出する。
それから僕はコードに対して、よくコード単位でフレーズを考えて作るのだが、佐藤くんの場合、明らかに2小節くらいの大きなまとまりで何個かのコードを内包するフレーズを考えて作っている箇所がある。
しかも、その2小節のフレーズは16分音符を、7個9個のまとまりに分割してフレーズを作っている。(こういうリズムに対するアプローチは非常に多くかつ秀逸だ。)
こういうことは聴くだけでなく、細かくコピーをして初めて分かることだったりする。
自分でフレーズを作る際に、演奏家のこうした細かい技術、こだわりは多いに参考にさせて頂いている。

その後、Eleven Egressの曲の仮レコーディング(プリプロダクション用)。
調子が良かったので、2曲レコーディングして、メンバーに送信した。

2010年8月4日水曜日

2010/08/04


僕はベンチャー企業にいた経験が長いこともあり、少人数の協働作業でものづくりをする場面に常に立合ってきた。その中で最終的にモノを言うのは個人の能力+やる気の掛け合わせであるなぁ、ということを何回も経験している。そのせいか、能力だけでなく情熱のある人と一緒に何かを作っていきたいという思いが強いのだが、昨晩に以前から一緒に音楽をやりたいと思っていた人から熱のある電話をもらった。まだどうなるかは分からないし、なるようにしかならないんだけれども、いつか何らかの形で一緒にやれたらなぁ、と思いました。

今日はEleven Egressの奥沢MTG。
バンドとしては曲作りと、音源制作にコミットする、ということで進めている。
1.新曲のネタを各自が持ち込み、進捗を発表する。
2.事前に録音した音源があれば、それを他の楽器と合わせて聴いてみて批評会。
ということをMTGではしている。
プリプロダクションの作業して、音源にしたい曲は既に11曲あるので、1枚CDを作るネタはある。
(ライブでやってきた曲はもうちょっと多い。)

以前、プログラムを書くことに命をかけてたときも、やりたいことがバンバンでてきて、全部はやっぱりできないんだけど少しでも多くやろうとしていた時期があって、その時期が最終的に自分の糧になった。
音楽でもやりたいことが沢山ある状態になってきたことは良い兆候だと思う。
それに、近くの人達がどんどんすごくなってきていて、ふりおとされないようになきゃ、ということも結果的に良い方向に働いている。

2010年8月3日火曜日

ここのところ聴いてるもの

日記をつけるようになってから、毎日書くことがなくってそのうち困るだろうな、と予想していたが、そんなことは全然ないな。逆にここにメモしておかなきゃ、ってことは沢山ある。
今日は、ここ1週間くらいで聴いているものをメモ。

The Eraser / Thom Yorke
ほぼ全ての曲が、打ち込みのドラムトラックをベースに曲を展開させている。1曲の中で、フレーズが多彩に変化していく感じではなく、バックをミニマルに変化させていきながら、歌の変化により1曲を成立させているところは参考になる。このアルバムを元にAtoms For Peaceというバンドでツアーを行なっている。打ち込み音楽を演奏することについて興味深い音源を残している。

Sepulcros De Miel / Omar Rodriguez Lopez
インストアルバム。サンプリングされたドラムの音と生演奏が見事に共存している。エンジニアリングと演奏を合わせたプロダクションが目を引く。イヤホンをすれば様々な角度から多様な音色のギターの音が聴こえてくるあたり、後期Jimi Hendrixのスタジオワークに通ずるところを感じる。参加しているJohn Fruscianteのアイディアだろうか。

ZazenBoys4 / Zazenboys
1曲目のAsobiを始め、ミニマルミュージック的な作りの曲いくつかを、上記The Eraserと同じ観点で参考にしている。

Bitte Orca / Dirty Projectors
コーラスワークや、曲のアプローチが斬新で聴き込んでいる。非常に自由でありつつも、曲として成立させている奇才系。今年のフジロックの台風の目で演奏がすごかったらしい。YouTubeでも少し見られるけど、見に行きたかったなぁ。
Bjyorkとのコラボアルバムも声だけで構成されており興味深い。

シンクロニシティ / 相対性理論
ベースのフレーズが秀逸で、コピーしている。

Humbug / Arctic Monkeys
Arctic MonkeysはDirty Projectorsとは別の種類の自由さがある。特に展開の作り方は、バリエーションに富んでいながら不自然さを感じさせない。Arctic Monkeysの中でもこのアルバムが特に好き。

2010年8月2日月曜日

2010/08/02

大学時代からの友人の種田と会合。
彼が中国から帰ってきてから、こうして月一くらいのペースで定期会合を再開している。
会合ではいつも安い寿司を食べ、コーヒーを飲みに行ってひたすら話すというのが通例である。今日、新橋で見つけた寿司屋はCPが抜群に良くてよかった。

帰って曲作りの続き。
バンドで回す前に持っていく曲は、コンセプトをなるべくシンプルに、残したい部分だけを抽出するように心掛ける。ある時間をかけると断片が沢山できてくるから、これをまとめる、もしくは足りないパーツを探す、という作業になる。余計な贅肉がつかないように、コンセプトを明確にしつつ、新鮮さ、奥行を出すように集中する。

曲作りに煮つまると、The Eraser (トム・ヨークソロ)とか、Dirty Projectors とかを集中して聴いている。フジロック話を各方面から聴いて触発されて。BjorkとDirtyProjectorsのコラボレーションアルバムもダウンロード購入した。The Eraserを久し振りに聴いたら思ったよりずっと良いな。

2010年8月1日日曜日

不動産めぐり

しょぼ犬と呼ばれる友人がいて、彼が引越し先を探しているとのことなので、彼に僕の麻布十番オススメの不動産屋さん、ユーキホームを紹介した。
僕はこの不動産屋さんで現在住んでいる家を紹介してもらったのだが、そのときこの不動産屋さんが紹介してきた物件は、他の不動産屋さんと比較してあまりにも際立って条件が良い物件ばかりだった。「外さない」のだ。このとき初めて、不動産屋さんはコンシェルジュであり、従って良し悪しがあるということを身を持って知った。家を探すときには、不動産屋さんは慎重に選ぶ必要があるのだ。

ユーキホームの店長は本当に面白い人で、話を聞いているだけでこちらの気分が滅茶苦茶明るくなる。ある程度の時間しゃべっていれば、誰でもひとつは印象に残るキラーワードが会話のなかに出てくるものだが、彼の会話はキラーワードで満たされている。彼はひたすら満足気に話しをし、その会話の中で徐々に顧客の性格をつかみながら、顧客に合いそうなオススメ物件を出してくる。その読みが正確なのか、出てきた物件に外れがない。
今日も彼のトークでついつい楽しくなって、しょぼ犬の物件の内見について行ってしまった。
(事実、こんな彼のファンが沢山いるらしい。)

帰ってきてから、曲作りの続き。
今取り組んでいる曲の大分深いところまで来たけれど、ブレークスルーが必要なところで止まっている。ここを越えないと。