2009年8月26日水曜日

キャデラック・レコード

キャデラック・レコード、という映画を見てきました。
ビヨンセが出ているのと、僕は昔からブルース音楽が大好きなのとで気になっていたのです。
職場の近く、徒歩 1 分くらいのところに映画館があり、本日水曜日は 1000 円で鑑賞できることもあり、今日行ってきました。人気あるのかな、満席でした。

ブルースが電気的に増幅され、レコード化されていった初期の黒人の音楽が、強力に響きます。
映画では、その中でも、マディー・ウォーターズ、リトル・ウォーター、チャック・ベリー、エタ・ジェイムスを始めとしたロック誕生以前の黒人ブルース音楽、歴史を堪能できます。僕はこの辺の歴史の流れとか全然知らなかったこともあり、楽しんで見ました。

僕は、黒人の音楽の映画 (例えばドリームガールズ) を鑑賞したり、黒人音楽家の自伝 (例えばマイルスデイビィス自叙伝) を読むと、
  • 白人は黒人からパクり、日本人は、白人から音楽をパクる構図
  • その借り物競争の、末端に行けば行くほど、濃度が薄くなる事実
に思いを馳せます。また、ブルース音楽の生命感や強さを感じ、また思い出すことは、僕に創作そのものを見つめ直すきっかけをくれます。

日本という金持ちの国に生まれ、金のある家に生まれ、わがままに雑に生きていると、そういったことを簡単に忘れ、楽をしてしまうので、もの作る上ではハンデだよな。ただ享受するのと、主体的に何かを掴みに行くことは、得られる結果は一緒でも、個人にとっての意味合いは全然違うよな。
このコンプレックス。もっと苦労してしかるべきだ、俺は。