2009年6月25日木曜日

音源「意思と表象としての世界」 を追加しました。(これで最後です)

曲のミックスを上げてもらったので、MySpace に 1 曲追加しました
今回は、意思と表象としての世界 という曲です。


何やら「曲を追加しました」、みたいな記事ばっかり書いていてますが、最近のこのシリーズは今回で最後です。
(今週の日曜 6/28 にライブなので、もし良かったら来てくださいね!)

前回に引き続き、バンドノートを元に曲の解説を書いてみます。

意思と表象としての世界の解説

ドラマチックな雰囲気の曲になりました。宇宙っぽいイメージでもあります。

制作を開始したのは、1st Live の直前 2 週間前とかで、その時点で昨年 12 月の結成以降にできていた曲が、4 曲ありました。
4 曲だと、ライブでやるのに後 1 曲足りないので後 1 曲をどうしようか、という話になりました。
結果として、今回のライブでは、昔の曲を使わずに、新しく作る、という方針にして、新しい曲の制作を開始しました。

ベースがラインを I → IIIm で刻むアイディア (最終的には、IV → VIm) はあったので、そのアイディアと曲のテンポを決定。
それから、山本さんが持っていた現在のサビにあたる部分のギターの進行のアイディアを追加して、20-30 分くらいセッションします。
ブレストみたいなものですね。

この後の曲制作の作業では、以下のように、普段よりも頭を使う作業を多めに取り入れました。

1. 前述のセッションの録音を家に持ち帰って、セッションの中で利用できそうなフレーズをピックアップしてリスト化した、フレーズリストを作成。
2. フレーズリストを元に、各フレーズを色々並べ変えながら、1 曲分の構成を書いた構成表を作成。
3. さらに、アンサンブルのテンションや、各パートで、各楽器に鳴らして欲しいフレーズがあれば、構成表に追記。
4. 構成表を元に、実際にメンバー全員で音を出しながら、全体のアレンジを細かくつめる。

スタジオ作業では、現在の曲の最後ででてくる、印象的なベースの 4 和音の繰り返しと、その上でギターが和音を刻み続ける、というアイディアもでてきました。ギターの鋭く早く刻む感じが機関銃、そこにベースが対照的なリズムフレーズをあてていくことでできる、不思議な雰囲気のパートを、僕らは「反戦」とか勝手に呼んでいました。

このように、曲の全体像やアンサンブルのテンション、アレンジをロジカルに決定してから、セッションで曲を作る、というアプローチは、ややもすると頭でっかちな曲を作ることになるので、普段は使うことは少ないです。
ただ、この曲のように、ギターがドラマチックな雰囲気を作ってしまうと、そこに歌のメロディが乗っからなくなるので、(そしてそれが、これまで、ドラマチックな和声進行を利用しなかった理由なのですが) 曲の展開に新しく工夫が必要だということになり、今回のアプローチをとることにしました。

レコーディングになって、この曲は、思いの外、手こずりました。
ライブまでの時間に追われる中の制作作業だったこともあって、いざ、しっかりと曲と向きあってみると、曲に対する不満が続出。
そして、Rally に続き、タイトな演奏力を曲が要求するのですが、技術力が不足していて、アンサンブルが全然合わなかったり。
結局、かなりのリハをした挙句、やっと録れたテイクです。まぁいつものアレですね、精進せぃ、ってやつですね。


という訳で、今ある曲を全部上げ終わったので、曲解説シリーズの第一部は終わりです。
制作状況を振り返って次に繋げるという意味で良かったです。
読んでくださった皆様、有難うございました。

ライブやった後は、今後の予定も色々決まりそうですが、僕個人としては、楽曲制作に戻りたいと思っています。
という訳で今後も宜しくお願いします。