2009年2月10日火曜日

Book Society

昨年 5 月くらいから、Day Job の仲間内で、Book Society (日本語だと、輪読会) という活動をしている。僕らの Book Society はどのような活動かというと、

1. 参加者全員が同じ本を購入。各自、 2 週間に 1 章のペースで読む
2. 2 週間に一度参加者が集まる (1 時間程度) 。会のホスト役が担当の章について、解説 (ホスト役は Power Point などの資料を用意)。
3. その内容について参加者同士で適宜ディスカッションする。
4. 会のホスト役は毎回交代

というとても簡単なものだ。
ちなみに僕等が昨年 6 月から今年の 1 月にかけて読んだのは以下のような本だ。



この本自体は、500 ページくらいある。英語版も日本語版もあるので各自好きな方を選択し読んだ。
ちなみに、Book Society で読む本を決定する際の基準は、体系だった知識が身につく本であるかどうか、ということであった。この基準をクリアする本であることを条件に、各自が読みたい本の候補を持ちより、投票で読む本を決定した。

そして参加者はこの本を半年近くかけて読んだ。
正直途中だらけてしまった会もあり、確実に 2 週間に一度開催された訳ではないが、何とか最後まで到達できた。





Book Society を開催当初は、この Book Society を通じて体系だった知識が身につけば良いなぁ、くらいに考えていたが、実は Book Society の肝はそこではなかったことが最近分かった。

知識を身につけるだけなら個人で本を読んでいても可能だ。
参加者の間で共通言語が圧倒的に増加することこそが Book Society の肝なのだ。


実は一緒に働いていると、意外なほどに同僚との間に知識の共通言語が少ないことに気づく。
全員が同じ大学を出ている訳でもない、年齢もばらばら、専門も違う。こんな状況でものを作ろうとするが当然、深いコミュニケーションや込みいった話はできないわけだ。


しかし、Book Society を通じて学んだ知識は、参加者同士で全て共有されている。
本の内容に同調できない部分は、自分たちだったら、どのようにアプローチすべきか、という意見も交換している。こうして、Book Society により、参加者の中で大量の共通言語、共通認識が生成される。
これにより僕らのチームは圧倒的に仕事がしやすくなった。チームとしての仕事も圧倒的に早くなった。





大学を卒業してからも学ばなきゃいかないことは山ほどある。一冊の本の読み方、学び方にも色々ある、ということがぼくはこの活動を通じて良く分かった。
ちなみに、今月末から、新しい本が決まり、また Book Society を開催することになった。

よかったら仲間内で試してみてください。


今日の音楽 :