2007年4月23日月曜日

ボイシング

ジョージ・ハリスンが、ビートルズのメンバーに誘われた理由が、多くのコードを知っていたから、というのは有名な話だ。John Lennon 曰く、
結局ジョージを仲間に誘ったのは、彼が僕らよりもコードを沢山知っていたからだった。彼にはコードを随分沢山教わったな。新しいコードを覚える度にそれを使って唄をこしらえた。
多くのコードを知っていた、というよりも、多分色々なボイシングを知っていた、という話だと思う。(何しろコードは24種類しかないのだし。)

このギターのボイシングは、センスが出る。ライブに行くと、コードをどんな方法で抑えてるのか、というのは気になることのひとつだ。例えば、Cコード一つとっても、色々な押さえ方があり、その派生型は沢山ある。ただ、僕の場合、ボイシングが気になるのは、気持ちのいい響きを出す、気持ちの良い押さえ方を知りたい、というのが理由だ。

僕は、色々なギタリストが、何気ない顔をしながら、細かくボイシングを変化させて、素晴らしい響きを作り出していることを知り、それらを真似るようになった。そして、それぞれ押さえ方には意味があることに気付いた。意味を作るのは、コード進行だったり、その曲の雰囲気だったりして、音楽的に意味がある。だから、それらを弾いてみると音楽的に気持ちがいい。

多分そのどれもが、一度試してみれば音楽観を変えるのに十分だと思う。彼らが何でギターを長時間弾いていられるのか、その答えの一つが見えてくる。単純に弾くにも聴くにも気持ちが良いのだ。
今日、スタジオでセッションをしている途中、Cm(13)を発見した。これも意味のある流れで使うと、気持ちが良い。